群青のタンデム
警察学校での成績が同点一位だった、戸柏耕史と陶山史香。
彼らは交番勤務に配されてからも、手柄争いを続けていた。
そんなある日、一人の年老いた男が交番に訪ねてきた。
商店街の建物の間の細い隙間に、一人の少女がずっと動かないでいるという。
耕史は様子を見に行くことにするが……(「声色」より)。
ベストセラー「教場」シリーズ、『傍聞き』などで今最も注目を集めるミステリ作家・長岡弘樹の警察小説、待望の文庫化。
――驚愕のラストを知った時、物語の表と裏がひとつになる……。
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