「御機嫌よう、本の賢者にその友人よ!」。<br />派手な衣装に身を包んだ青髪の魔人・コバルトが嵐のように不思議な古書店『止まり木』の扉を開けた。<br />店番をしていた名取司が、店主の亜門は奥の書庫にこもっている旨を伝えると、コバルトは困りだした。<br />聞けば天使の風音を街で見かけたが、その動向が怪しいので一緒に調べたいという。<br />半ば強引に連れ出された司はコバルトとともに、風音の張った結界の中に入っていく――。<br />人気シリーズ待望の第四弾!!