居酒屋ぜんや
林家では、只次郎の姪・お栄の桃の節句を祝うこととなった。
故あってあまり会えずにいた祖父・柳井もぜひ宴にと、声をかけられる。
孫娘の祝いの席に何か特別な土産をと張り切る柳井だったが、お栄の母である娘からは「贅沢なものは不要」と言われてしまった。
困り果て、居酒屋「ぜんや」で女将のお妙に相談を持ちかけると……。
一方、お妙の笑顔と料理にぞっこんの只次郎に恋敵が現れる。
小さな悩みも大きな悲しみも、まずはお腹を満たしてから。
酒と箸が止まらない!ゆったり嗜む傑作人情小説、第四巻。
更新中です。しばらくお待ちください。