「雨宮さんは、夜、女友達と電話中に『死ねばいいじゃん』という低い男の声を聞いた。<br />友人の凄まじい悲鳴が聞こえ、電話が切れた。<br />ぞっとして振り向くと、姿見から、にやにや笑った男が這い出してくるところだった」(「混線」より)――今年も続々と’本当にあった怖い話’が、著者の元に集まって来ました。<br />本書のために書き下ろされた、身も心も凍る実録階段全42話。<br />大好評シリーズ第六弾。<br />