同時代と伝統、日本の古典とシュルレアリスムを架橋して、日本語の新しいイメージを織りなす詩人大岡信(1931― )。<br />のびやかな感受性と、偏ることのない厖大な知を、自由自在に多方面に活動させることで日本語の現代詩に新たな展望を切り拓く詩人のエッセンスを、自選により集成する。<br />全125篇。<br />(解説=三浦雅士)