主人公・水鳥には咲野と暁生という大切な幼なじみがいる。<br />三人の仲間の中で、水鳥は秘密を抱えている。<br />ひとつは、詩を書いていること。<br />もうひとつは、同性の咲野に特別な感情を抱いていること。<br />中学2年の秋、暁生の友人の眩が仲間に加わり、水鳥の詩が彼の目に触れたことで、三人の関係が少しずつ変わっていく……。<br />相手を想えばこそ言葉にできない切なさを鮮やかに描く、永遠・普遍の恋物語。<br />