「集中しろ――私としている淫らな行為に」哲学科大学院生の知美は、ドSで有名な高槻教授に片想いしている。<br />飲み会の帰り、男子学生に絡まれた所を高槻に助けられた知美は「先生が優しいなんて、これは夢だ」と思い込んで、つい彼に甘える。<br />すると高槻は不意に唇を重ねてきて――幸せな夢を見た翌朝、目覚めると高槻の部屋にいる知美。<br />夢じゃなかった!?と慌てる知美に、高槻は冷厳な微笑で提案する――「君、私と結婚しなさい」