「痛みも辛さも……悲しみも。<br />すべてを耐え抜いた貴女が、俺は愛おしい」破格の補償金と引き換えに強国獅子王ヴィークのもとに嫁がされたのは、『嫁き遅れの古株姫』こと伯爵令嬢エルディラ。<br />名目上の妃でいればいいはずだったのに、「飾りの妻などいらぬ」と言い放ったヴィークは夜毎にエルディラを求めてきて――話が違います!