「あそこの信号までに決めろ。<br />まっすぐ行けば駅。<br />右に曲がったらホテル」想いを寄せていた年上の幼馴染に、とうとう失恋してしまった真白。<br />大学時代からの友人で、今は真白の上司である亘は、泣きはらす真白を慰めながら迫る。<br />「手っ取り早く忘れさせてやろうか?」男女の関係になったところで自分たちの関係は変わらないはず。<br />長年の片思いに疲れ切っていた真白は、亘の誘いに……。<br />