「貴方に男として見られていないのは、面白くないですね」不動産会社勤務の皐月をクレーマーから助けてくれたのは、銀の眼鏡の下に冷たい瞳が光る青年、新だった。<br />年下にもかかわらず会社を経営し仕事に打ち込む彼に、いつの間にか惹かれていく皐月。<br />だが紹介した物件を契約する手続きの最中、激務に疲労していた新は眩暈を起こし倒れてしまう。<br />思わず看病せずにいられなかった皐月は彼を……。<br />