「私が『現物』です。<br />よろしくお願い致しますお嬢さま」家事代行派遣サービスに勤めるみのりがある朝出勤すると、社長は夜逃げし、事務所は空っぽになっていた。<br />途方に暮れるみのりの前に現れたのは、未払い給与代わりに『現物支給』された執事、加納千隼。<br />二十も年上の彼もまた、行き場を失い困り果てている一人だった。<br />頼み込む千隼を断り切れず自宅に迎え入れてしまうみのり。<br />謎のイケオジ執事との癒しの同居生活が始まった…。<br />