神様も知らないこと
15歳の誕生日、私は両親を庭に埋めた――罪なる姉妹たちの汚れたイノセンスコモンウェルス・ブック賞/アレックス賞受賞その朝、父は誰かに殺され、母は首を吊っていた。
15歳のマーニーは、幼い妹ネリーが殺したに違いないと確信し、人知れず死体を庭に埋める。
なぜなら幼児性愛の父親はマーニーだけでなくネリーをも弄んでいたのだから。
そんな姉妹の姿を、怪訝な目で見つめる隣人レニーがいた。
レニーは少年を買春した咎で苛めにあっている老いた同性愛者だった……愛に飢えた姉妹の危険な遊戯が、いま始まる。
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