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無垢なメイドは傲慢伯爵に溺愛される(合本版)

〜こんな刺激、初めて! 官能オトナ女子ノベル〜極上エロティック&官能ロマンスレーベル【エロティカ・ラブロ】『無垢なメイドは傲慢伯爵に溺愛される』『悪魔なイケメンは男嫌いの女神を落としたい』の奇想天外、超絶センセーショナル・エロティック短編2編をご堪能あれ!伯爵様を、そっと見つめるだけで満足だった。
あの日、伯爵様が馬車を降り、突然私を石の壁に押しつけるまでは――。
「無垢なメイドは傲慢伯爵に溺愛される」貧しく、読み書きもできないメイドのアメリアは、毎週火曜日の朝、黒いヴェールで顔を隠し、読めもしない詩集を手にして、ハイゲート共同墓地のベンチに腰かけ、伯爵のエイドリアンが馬車で通るのを待つ。
彼の姿を、人目を気にせず見つめたい――ただそれだけの理由で。
屋敷の鼠くらいの存在でしかない私が、伯爵に恋をしているなんて知られたら……。
ああ、それなのに。
まさか彼にずっと見られていたなんて。
「きみは誰なんだ? ぼくはもう自分を抑えられない――!」石の壁に押しつけられ、彼は抗えないアメリアのスカートをまくり上げる。
ズロースの上から熱く濡れた秘所に唇を強く押し当てられ、アメリアは悶えた。
彼は息を荒らげながら言う。
「きみもぼくと同じくらい求めているね――」「悪魔なイケメンは男嫌いの女神を落としたい」夜のパリの街――古城の壁面に鎮座する悪魔の彫刻に目を留め、メドゥーサは一目散に屋上へと駆け上がった。
男性器を持つ悪魔の彫刻を見つけたのは初めてだった。
目が合った男をたちまち石に変えてしまうメドゥーサにとって、元から石でできた彫刻なら、満たされぬ欲望をぶつける格好の相手だ。
はるか昔、海神ポセイドンに陵辱されたあと、女神アテナに恐ろしい魔力を授けられて以来、メドゥーサは永遠の時を生きてきた。
誰も愛さず、誰からも愛されぬ孤独の中で。
ところが、絶頂に達したそのときだった。
突如、彫刻の悪魔が生命を持ち、動きだしたのだ。
そして、この世のものとは思えぬほどのまばゆい美青年の姿に変わって――?!




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