父の訃報を受け、留学先の英国から帰国した希羽は、義兄の周と十年ぶりの再会を果たす。<br />実父を亡くした希羽に常に寄り添い、昔と同じように溺愛してくる周に惹かれるが、この想いは義兄に対して抱いてはいけないもの。<br />それなのに、「今夜だけでいい、私を受け入れてくれ」ある晩、周から乞われ、一度だけと決めて彼に身を任せるけれど……!?