黄色い笑い/悪意
翻訳文学を求める熱心な編集者に告げておく。
ピエール・マッコルランは、現代に復活させてしかるべき作家である。
マッコルランを出す勇気と機略のある編集者がいたら、私はそのひとに敬意を表するだろう。
--澁澤龍彦 アントナン・アルトー、レイモン・クノー、ボリス・ヴィアンらも熱愛してやまなかったフランスの小説家ピエール・マッコルラン。
奇妙で、ファンタスティックで、ユーモアに溢れるその傑作を集大成した、本邦初の3冊本選集がついに刊行。
第1回配本は、奇妙な笑い病のパンデミックがこの世を滅亡させる、世界終末論的疫病小説『黄色い笑い』。
マルセル・シュネデールがマッコルランの最高傑作と絶賛したマンドラゴラ幻想小説『悪意』。
長編2編を収録。
ともに本邦初訳。
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