唐木田さんち物語
唐木田家は5男3女の8人兄弟姉妹。
写真家の父は自由奔放で各地を飛び回っていつも家を空けており、しっかりもので優しい母が家を切り盛りする大家族だ。
主人公で四男の志朗(小5)は、そんなほかの家庭とはちょっと違う大家族の面倒な点や、自分の自由が利かない点を厄介に思っていたが、そんなある日、長女の一子(22歳・保育士)の結婚話が浮上する。
自分の教え子の父と、子連れ結婚をしたいという長女。
反対する母。
結託して姉を応援する兄弟姉妹。
また、久しぶりに我が家へ帰ってきた父は、「今日からおまえたちの家族だ」と、知らない男の子を連れてきて――!? 疎ましくも愛おしい家族の絆を小学5年生の男の子の成長を通して描く、児童文学。
※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。
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