バンピー
母を病で亡くし、頼りの父は5か月前にふらっと家を出たきり行方不明。
生活費だけは送られてくるものの、上から順に小5、小4、小1の妹たちの面倒を見ながら学校に通う、高校2年生の成。
ある日、見知らぬ番号から着信が。
それは近所のスーパーからで、妹が……えーー!? 不運、不幸、孤独、将来、不安、親ガチャ? ーーそれぞれにさまざまな思いをかかえながらも、人生のでこぼこ道を歩きだした若者たちへ、そしてすべての人へ、いまもっとも注目の児童文学作家が贈る応援歌。
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