東郷隆の「妖しい」シリーズ第3弾でお届けするのは、’非科学的’忍者噺の数々。<br />社会の裏で人知れず働く者として生を受け、育てられ、乱世の中でひたすら己の技を磨き続け。<br />放火、盗み、諜報、裏切り、果ては要人の暗殺まで成し遂げる活躍をみせたものの、ひとたび乱世が収まれば、歴史の陰に淡雪のように消えていった彼らの、妖しくも物悲しい活躍譚を、始まりの飛鳥時代から終焉を迎えるまで、幅広く集めました。<br />幻術師列伝と併せてとくとご堪能あれ。<br />