よそんちの子
かなちゃんのお母さんが「しゅじゅつ」をすることになって、4さいのかなちゃんが、ひとりでうちにくることになった。
お兄ちゃんもお母さんもお父さんも、みんな「かなちゃん、かなちゃん」って、ひいきばっかりする。
なこが学校の宿題をやっても、「なこはもう一年生でしょ。
お姉さんじゃないの」って言われて、だれもほめてくれないのに。
かなちゃんのお姉さんになった覚えなんかないのに!ちょっぴり大人になった6歳の女の子の繊細な心理を明るく描く。
ささやかで愛おしい、一夏の成長の物語。
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