ある日、傷ついた銀狼(フェンリル)を見つけ癒しの力で介抱した子爵令嬢のミア。<br />するとフェンリルから突然「未来の番(つがい)」と呼ばれるのだった。<br />「番」とは何かわからないままも、その日からミアの運命は一変する。<br />一方、王宮では第一王子と第二王子の王位継承争いが勃発し、ミアはなぜか、第一王子に命を狙われるのだった。<br />それを助けてくれたのは、「未来の番」と言ったフェンリルで――。<br />