江戸時代後期に突如現れ、わずか10ヶ月の活動期間に数々の名作を残し、忽然と姿を消した浮世絵師、東洲斎写楽。<br />その正体を巡り、4つの歴史談義が繰り広げられる。<br />異説珍説数多ある中で、写楽が謎の絵師とされてしまったその理由とは…? 緻密な検証とユーモアたっぷりの発想で贈る、歴史謎解きエンターテインメント。<br />単行本未収録の新エピソードを含め、大幅に改稿。<br />