吹雪の晩に醜い野獣が住む城にたどり着いた商人は、心優しい末娘への土産にと、窓辺に咲く一輪のバラに手をのばした。<br />大切なバラを折られて怒った野獣は、商人に娘をひとり差し出すように要求する。<br />うわべの美しさにとらわれていた者がやがて真実の愛を見出すまでを描いたフランスの代表的民話。<br />