赤塚不二夫 伝 天才バカボンと三人の母
【内容紹介】強い、弱い、きれい、汚い……、すべての存在をあるがままに命がけで肯定した天才とその天才を生み育てた「母」の物語3人の「かあちゃん」が大好きだった 赤塚不二夫のすべて 天才・赤塚不二夫。
赤塚は、無防備な幼児だった。
3人の『母』がそれを理解し、補い、支え、天才を育てた。
実母、りよは、十歳の長男(赤塚)を筆頭に4人の子どもを連れ、満州から1人、引き揚げてきた。
漫画と接する機会を与え、漫画家を志した赤塚を応援した。
最初の妻、登茂子は、アシスタントとして、妻として、出世作『おそ松くん』を共に描き、プロとしての漫画家・赤塚不二夫を育てた。
そして二番目の妻・真知子は、アルコール依存症になり、がんも患うなど、どん底に落ちた赤塚を世話女房として復活させ、その命をつないだ。
3人の「母」を通して描く、知られざる赤塚不二夫の物語。
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