白露型駆逐艦は、ロンドン軍縮条約の下に計画された初春型駆逐艦の後続艦です。 初春型は初春と子日の公試運転時に、重装備と高重心による復元力不足を露呈してしまい、この結果、12隻の建造は6隻で終了しました。 続く白露型では設計を大幅に改めましたが、復元性を重んじた為に船体強度に問題を残しての登場となりました。 そこで、昭和10年に発生した第4艦隊事件の教訓を採用し、後ほど船体補強工事を追加するなど完成までには混乱もありました。 そうして完成した白露型の主要兵装と機関は、初春型を踏襲しましたが、魚雷兵装は初の四連装発射管を装備することで、用兵側から要望された八射線を実現しました。 懸案の船体強度に関しては、完成後に船体を補強した前期艦と、それを建造時点で実施した後期艦があります。 また、艦型の違いとして、前期艦6隻は艦橋が角張り、後期艦4隻は艦橋が丸くなりました。 6番艦の五月雨は、1937年1月29日に、前期型の最終艦として竣工しました。 ・本キットは1944年の対空装備強化時の姿を再現しています。 ・新装備セットNE05「1/700 日本海軍 新・艦船装備セット 5」を同梱。より精密な模型を製作することが出来ます。 ・洋上/フルハルモデル選択式 ・同型艦 夕立、春雨用のデカール入 ・1隻入※本商品と他商品を一緒に注文された場合、在庫状況やメーカー販売期間によっては注文を分割発送させていただく場合がございますので予めご了承ください。ご注文後のキャンセルは原則、承っておりません。事前に十分にご検討いただいた上でご注文ください。