常磐はドレッドノートを設計したサー・フィリップ・ワッツ卿の手がけた浅間型の2番艦で、明治32年5月18日に竣工しました。
日露戦争においては他の5隻の一等巡洋艦と第2艦隊の主力である第2戦隊を編成し、主要な海戦に参加しました。
第1次大戦では八雲、磐手らと第4艦隊を編成し、青島、太平洋、アメリカ方面に出動しています。
大戦後一時練習艦として遠洋航海任務に使用されましたが、大正11年、老朽化した敷設艦津軽の代艦として、後部20センチ連装砲や15センチ単装砲6門等の兵装を撤去し、五号機雷500個を搭載する敷設艦に改造されました。
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