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SWEET DECAL No.32 零戦21型 第3航空隊 (X-143号機 中瀬正幸1飛曹搭乗機)

デカールセットには零戦キットが1機分と、カラー塗装図が入っています。
デカールは高品質なイタリア、カルトグラフ社製です。
中瀬正幸一飛曹は昭和15年7月15日、横山大尉率いる最初の零戦隊(12試艦戦)6機で中国戦線に、一番乗りした零戦搭乗員である。
15年10月4日の成都攻撃に於いて列機4機と共に敵の大平寺飛行場に強行着陸して、敵指揮所に放火する破天荒の壮挙を行っている。
中国戦線での初戦果は16年3月14日の成都攻撃の空戦で6機(不確実1機)を挙げた。
さらに5月26日の南てい攻撃では敵20機に対して味方2機の不利な状況にも臆せず空戦を挑み敵機3機を撃墜した。
横須賀航空隊仕込みの空戦技術は天才的で近接射撃を得意とした。
空戦技術の腕と度胸と不屈の敢闘精神を兼ね備えた第12航空隊の中心的な搭乗員として中国戦線で活躍した。
16年9月新編成の第3航空隊に移り、太平洋戦争開戦と同時に比島、蘭印航空戦に活躍し戦果を重ねた。
17年2月3日のスラバヤの空戦では撃墜7機を記録した。
2月9日ケンダリー基地を発進しセレベス島マッカサル付近を哨戒中に中瀬は敵装甲車を発見、これを銃撃中に敵弾を受けたが、ケンダリー基地に帰還、着陸と同時に絶命した。
零戦最初のエースである中瀬の愛機の左操縦席付近には、桜の撃墜マークが18個(一説には20個)描かれていたと言われている。
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