1/20 チームロータス タイプ49B 1969
1968年ティームロータスは幅広タイヤの特性にあわせるためタイプ49のフロントタイヤを3インチ前方に移動この変更に対応してリヤサスペンションは新設計とされ、下側のラジアスロッドは、より前方にマウントされるようになりました。
さらに、ヒューランドのFG400ギアボックスの上にオイルタンクとオイルクーラーが載せられ、よりリヤタイヤへの荷重が増すようにされました。
エアロダイナミクスも大幅な変更が加えられ、ノーズは上下2分割構造にされ、その左右には小型のウィングが装着されました。
このタイプ49Bは赤白金色のスポンサーカラーに塗られ、1968年スペインGPでデビューし、続くモナコGPとともにグラハム・ヒルが連勝したのです。
この直後F1にウィングがもたらされると、チーム・ロータスもすぐにフランスGPからウイングを導入しました。
しかも、49Bのウィングは他のよりも高く、幅も広いもので、サスペンションのアップライトに装着してダウンフォースを直接タイヤに入力できるようにしていました。
他のチームもこぞって導入したハイマウントウイングは走行中に壊れてクラッシュの原因になるケースがあり、FIA、CSIは1969年のモナコGPでこれを禁止とし、次のオランダGPから低い固定式のウイングの規定となりました。
チーム・ロータスはこれに対応した低い固定式ウイングをギアボックスの上に装着しました。
タイプ49Bは1968年にはグラハム・ヒルとチーム・ロータスがともにチャンピオンを獲得。
翌1969年も3月のレース・オブ・チャンピオンではハイマウントリヤウイングのものでヒルが2位となり、リントがファステストラップを記録しました。
また、モナコGPではヒルが優勝。
さらに低いリヤウイングを備えたマシンで、ヨッヘン・リントがアメリカGPでF1初優勝。
翌年のチャンピオン獲得への契機となったのでした。
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