高嶺の花。<br />誰にも取られず、崖の上に咲いた孤高の花。<br />だが、彼女は植物でもなければ花でもない。<br />花のように美しいのは認めるが一人の女性であり、人間である。<br />ということは、僕にも少なからずチャンスがあるということ。<br />崖の花を摘むことはできなくても、女性に声をかけることは出来るのだから。<br />