地表から見上げる雲には形があり、それは刻々と変化を続け(年老いてゆく生物同様に)二度と同じ姿に戻ることはありません。<br />それは私達が生きる‘現実’を象徴しているようであり、‘世界’もまた生命の特徴をもっているように思います。<br />これは息づき脈打つ身体を持った世界/地球の生物としての相、‘世界の皮膚’を撮った写真です。<br />