2013年の夏が目前となっている頃に、僕たちは出会った。<br />その頃、僕は自分の写真に対して言いようの無い違和感を感じていて焦燥感の中に居た。<br />彼女を撮り続け苦闘した、ただ我武者羅に。<br />しかし、いつしか目の前にあった壁は消え去っていた。<br />今にして思えば、彼女が僕に道を示してくれていたのだと思う。<br />僕は彼女に写真を教わっていた。<br />この作品は、初めて彼女を撮った日の写真。<br />感謝と愛を込めて、この作品を濱未亜に捧げる。<br />