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みんなニコモだった!〜第7回 佐藤麻奈〜

ティーン向けファッション誌「nicola」から巣立った卒業生達の「今」と「あの時」を魚住誠一が撮り下ろし撮影!2000年第3回オーディションでニコモになった佐藤麻奈はバスケに打ち込むスポーツ少女で、ボーイッシュな魅力が持ち味の女の子だった。
ニコモ卒業後もモデルとして活躍しながら、デザイン専門学校に通い、2009年春、デザイン事務所に就職と同時にモデルを引退。
現在はエディトリアルデザイナーとして、多くの女性誌のデザインを手掛ける多忙な日々を送っている。
そして今回久しぶりにカメラの前に立って、撮られた自分の写真を自ら構成し、デザインした。
【魚住誠一 撮影データ】佐藤さんとは、打ち合わせ後、始めての撮影でした。
ボーイッシュな雰囲気ですが、時に魅せる仕草は大人の表情があり、何度か、ドキッとして撮影をしてます。
まだ残暑が残る時期に原宿から神宮前を汗だくになりながら歩く。
撮影のテクニックはとにかく歩く。
このニコモの企画は、本当に良く歩く。
歩きながらそこで出会った光景で撮る。
そこに写真の神様が降りてくる。
そんな感じだ。
今回も最低限な機材で現場に望んだ。
レンズはタムロンの24-70mmF2.8VCだ。
手ぶれ補正が強力にサポートしてくれる最新設計のズームだ。
これにキヤノンEOS1DXを首から。
これだけ。
レフもストロボも持参しない。
シンプルにその場の光を読む。
これが最高の絵を約束してくれる。
特に暑い日中では、軽装で動くのがポイント。
あれこれ考える前にまずは撮る。
タムロンの最新ズームの24-70mmF2.8VCは逆光にも強い。
安心して逆光ポートレートが撮れる。
原宿を探索しながら、おしゃべりをして撮る。
ストリートポートレート。
レフとか出している場合では無い。
すばやく撮る。
このレンズはレンズ内モーターなのでAFでピントも早く合わせる事が可能。
明治神宮にまでたどり着く頃には太陽は西に大きく傾く。
影が出ない時間帯。
しっとりとしたポートレートが出来上がる。
光がたりない!と思ったら歩道橋だ。
24mm側のワイドで街の情景を入れる。
2014年の秋を取り入れるのだ。
気がつけばもう日没。
始めての気がしない撮影となった佐藤麻奈さんでした。




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