砂浜に残った大きな猫の足あとを辿っていくと白くてまんまるとした猫と出会います。<br />綺麗な青い瞳と真っ白な毛並み。<br />悠々とした姿はまるで我輩は猫であると言っているかのよう。<br />白い猫はゆっくりと足を前に出して歩き、ときどきおなかを上に向けて空を見上げます。<br />砂の上でも転がるので身体はいつも砂まみれ。<br />ですがそんなことは猫にはお構いなしです。<br />猫はいつだって自由気ままにすごしています。<br />
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