‘奇妙な花’。<br />それは街中で、雪山で、海岸で、どこにも在って、どこにも無い。<br />奇抜でありながら凡庸とそこに在る花。<br />無機質でありながら有機的なその肉感。<br />無感情でありながら視る者を揺さぶる、そんな‘奇妙な花’。<br />カメラマン丸谷嘉長の‘奇妙な花’を探す旅は続く―。<br />「純白の色付き娘 穏やかならぬ原石 宝石になるか、爆弾になるかは磨き方次第」島田雅彦(作家)【モデル/トロたん】