あなたは、どのように本を読んでいますか?司法試験などの国家試験を目指す人向けの受験指導校「伊藤塾」を主宰する著者は、日々、勉強や仕事で、たくさんの本を読まざるを得ない生活をしています。読んで、読んで、圧倒的に読みまくる。ただたんに目を通すのではなく、ポイントをつかみ、授業や論文で「使える」ように読む。本を「考える素材」として活用する。そのために、「本をどんどん汚す」ということをしています。そもそも、テキストがきれいなままの人が、司法試験に合格できるでしょうか?勉強すればするほど、自然と本は汚れ、赤線やマーカーが引かれ、使い込まれたものになります。本は汚せば汚した分だけ、自分のものになっていくのです。では、どんな本を積極的に選び、使い、学ぶのか。本をどのように汚し、自分のものにしているのか。自分を進化させ、夢の実現を後押しし、幸せになるための読書術を、本書でお伝えします。*目次より・ 合格する人の共通点は「よく本を読んでいること」・ この世に「おもしろくない本」は存在しない・ ひとつのテーマで「20?30冊」まとめて買う・「本をコピーして持ち歩く」方法をすすめる理由・「読むのに時間がかかる本」に挑戦する・ 自分の部屋で「立ち読み」をしてみよう・「本で助けられた経験」の有無が人生を分ける など