【ノンフィクション・ドキュメンタリー】タグの実用書
日本女性の知的解放に尽した梅子の生き様を軸に、明治の高学歴女子がどのような生き方・苦悩をしたかを、現代女性と照らし合わせる。
「永遠の化学物質」有機フッ素化合物によって東京の地下水が汚染されていた。健康被害は、汚染源は。その真相に迫る執念の調査報道。
かつてない分断が広がる世界を生き抜くために、私たちは何をすべきか? 危機を乗り越える新しい「リスクコミュニケーション」論
両国国技館、日本武道館、大阪城ホール……、大規模な会場で大会を連発するなど、いま、日本でもっとも勢いに乗っているプロレス団体‘スターダム’。その人気を牽引しているのが、白いベルト(ワンダー・オブ・スターダム王座)のチャンピオン、中野たむ選手である。入場では人懐っこい明るい笑顔で会場を魅了したかと思うと、試合では一転、情念に満ちた感情的なファイトを見せつける。そのギャップの虜になったというファンは多い。プロレス入り前は、もともとアイドルだったという中野選手。なぜ、彼女はアイドルからプロレスという真逆の世界に足を踏み入れたのか。そこに至るまでにはどのような葛藤があったのか。その真意が初めて綴られる。また、本書のために草津温泉でロケを敢行。永久保存版ともいえる袋綴じ「限界温泉グラビア」も収録。本書を読めば、中野たむのすべてが分かる。ファン必携の一冊!
15歳の少年のスケッチブックに残されたホロコースト。生と死の境目で見つけた、友情、信念、そして未来への希望――収容所から解放後に綴られた貴重な手記。スケッチ56点を豪華フルカラー収録。本書を読み進める際には、トーマスのスケッチも、ぜひじっくりと見ていただきたい。証言が、図版とともに語られるのはまれなことなのだ。この二つは、いずれもトーマスが後世へと残す遺言である。――序文より驚くべき、非常に心を揺さぶられる作品。――ジェームズ・ホランド(歴史家、ベストセラー作家)彼の力強い声と絵は、人間が悲劇から何を学べるか、そして、どうしたら過去より未来を良くできるかを教えてくれる。――エスター・ギルバート(ホロコースト歴史家)1943年6月、ナチス支配下のベルリン。ユダヤ人少年トーマス・ジーヴは、アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所に送られた。わずか13歳だった彼は、3つの収容所を経て生き延び、22カ月後ついに解放の日を迎える。そして、記憶の新たなうちにすべてを伝えようと、絵筆をとった。少年のまなざしで見るホロコーストとは、どのようなものだったのか――大人には語り得ない真実が、そこにはあった。【目次】序文はじめにプロローグ─まだ見ぬ未来 一九三九年、ベルリン第一部第一章 シュチェチンとボイテン 一九二九-一九三九年第二章 ベルリン 一九三九-一九四一年第三章 ベルリン 一九四一-一九四二年第四章 ユダヤ人一掃 一九四三年第二部第五章 アウシュヴィッツ=ビルケナウ第六章 隔離第七章 レンガ積み学校第八章 生き残るための闘い第九章 極度の消耗第十章 絶望の中で第三部第十一章 混沌の中のやさしさ第十二章 古参囚人として生きる第十三章 変化の風第四部第十四章 自由はなお遠く第十五章 グロース=ローゼン強制収容所第十六章 撤退第十七章 ブーヘンヴァルト強制収容所第十八章 解放のときエピローグチャールズ・イングルフィールドからのメモ登場人物について謝辞索引
鈍感、不真面目、頼りない――。ここ数十年、子ども達の父親に対するイメージは悪化し続けている。「父親は厳しかった」と答える割合は低下し、「よくほめられた」と答える子どもが増えているにもかかわらず、この結果。上辺だけを真似た欧米流子育ての導入は、日本の家族をどう変えたのか。イクメンブームが加速する中、教育心理学者である著者が、父性機能の低下と自立できない子どもの増加に警鐘を鳴らす!
上下関係に厳しい韓国は、日本より上位に立つあらゆる機会をうかがっている。日本人が謝罪するか、反論できなくなって白旗を上げる姿を上から目線で見たいと考える。昨今、韓国で吹き荒れた「日本不買」は「日本製品を買わない、使わない、日本に行かない」を掲げたが、実際に困ったのは韓国の方だった。日本にマウントを取りたいが、依存せずには立ち行かない彼らとどう付き合うか。目からウロコの現地報告――。
建築は、時代と人々を映す鏡である――日本で近代建築が始まって約100年。この間、数多くの建築が作られ、また破壊・解体されてきた。本書では、半世紀以上にわたり専門誌・書籍の編集に携わってきた著者が、ル・コルビュジエから丹下健三、磯崎新や隈研吾まで、現存するモダニズム建築の傑作50を選び、写真やエピソードとともに徹底解説。戦前から戦後の高度成長期、さらに現代まで流れる建築思想をたどる。
「日本社会の食糧生産係」の役割をふられた戦後の農業界では、「豊作貧乏」が常態化していた。どんなに需要が多くても、生産物の質を上げても、生まれた「価値」は農家の手元に残らなかった。しかし、いまや食余りの時代である。単なる「食糧生産係」から脱し、農家が農業の主導権を取り戻すためには何をすればいいのか。民俗学者にして現役農家の二刀流論客が、日本農業の成長戦略を考え抜く。
近代日本経済の礎はいかにして築かれ、発展していったか。渋沢栄一、岩崎弥之助、住友吉左衛門、団琢磨、池田成彬、鮎川義介など、明治維新から太平洋戦争終結までに活躍した、日本実業界の巨頭10人の活動を通して描く。巻頭の1章「概観 日本財界小史」は、卓抜な近代日本経済史ともなっている。財閥研究で知られる経営史研究者が、広範な読者に向けてものしたリーダブルな一冊。登場する財界人の自伝・伝記一覧など、関連資料を付す。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。ファジィ〈あいまい〉という画期的な発想。人間らしいコンピュータが出現した! ーー日常生活は、「だいたい……」「多少……」と《あいまいさ=ファジィ》に満ちている。人間の頭脳は、あいまいに判断し、認識し、推論する。この人間本来の思考法をコンピュータに取り入れて、機械やシステムを制御し、より安全な飛行機や、より快適な生活をもたらそうというのが、画期的発想のファジィだ。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。チェルノブイリ、スリ-マイル島、ウィンズケ-ル、そして日本の原発地帯……。核に侵された地帯を走り、撮りつづける著者の情熱が1冊の本となった、核の問題を写す写真集! 核の犠牲者たちの悲しみは広がり、大地を覆う! ーー「安全だと言い続ける科学者の責任は、どのように問われるだろう。チェルノブイリの取材を通じて、私はそのことを考えていた。はっきりしていることがある。チェルノブイリの場合、事故直後に人々が疎開していたら、これほど多くの人々が体内に放射能を取り込むことはなかったということだ。言い替えれば、安全だと言ったり、汚染の調査結果を隠したりした人間はこれから出る死者たちに責任がないとはいえないのだ。」<「あとがき」から>
南極の氷山の下、ユカタン半島のシンクホール、ケイマン諸島の小さな泥沼――そこに広がっているのは、酸素も光も届かず、人間の侵入を拒む空間、水中洞窟だ。地球内部に広がる水脈を辿ると見えてくる驚くべき世界とは……。死と隣り合わせの危険な冒険の数々を、女性洞窟ダイバーの先駆者である著者がスリリングに描く!
DNA採取、顔と声を記録する「健康検査」、移動・購入履歴ハッキング、密告アプリ――そしてAIが「信用できない人物」を選ぶ。「デジタルの牢獄」と化したウイグルの恐るべき実態は、人類全体の未来を暗示するものだった。少女の危険な逃避行を軸に、圧倒的な取材力で描き出す衝撃の告発。成毛眞氏、橘玲氏、驚愕!!
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」のモデル大橋鎭子のパートナーで『暮しの手帖』で一世を風靡したカリスマ編集者花森安治と『平凡』を100万部の雑誌に育て上げた岩堀喜之助。ふたりの友情と成功の軌跡を岩堀の長女である著者が綴る思い出の記。(※本書は2016/6/20に発売し、2022/1/7に電子化をいたしました)
残りの人生、我慢するほど長くない。オペラに歌舞伎にモーツアルトにダ・ヴィンチに。観て聴いて、走って飛んで、飲んで食べて、笑って驚いて。おしゃれなリタイアライフに世界は狭い。(※本書は2009/7/1に発売し、2022/1/7に電子化をいたしました)
《わが人生、わが老後は、旅から旅への流浪徘徊。楽しければ、おもしろければいいじゃないか。どうせもう長くはない。最後にゼロで終わる。それが理想なのだから。》70歳を目前にしても落ち着くことはなく、楽しいこと、面白いことを求めて動き回る日々。しばらく止めていたゴルフを再開し、ボートの免許を取ってクルージングを楽しむ。美術館巡りに、歌舞伎やオペラ鑑賞。そしてまた旅へ。北海道を手始めに、パリからヴェネツィア、ラヴェンナへ……過去の記憶を重ねながら綴る、佐山式・老楽術。(※本書は2010/6/1に発売し、2022/1/7に電子化をいたしました)
目次 : 初めに 海を舞ったふたつのM/ 1 聖母被昇天/ 2 美と芸術の女神/ 3 ふたつの心のためらい/ 4 ふたりの世界/ 5 花散る下で/ 6 音楽に乾杯/ 7 いまを生きる/ 8 来年は喜寿か/ 9 清い心、清い夜/ 10 最終章(※本書は2017/4/1に発売し、2022/1/7に電子化をいたしました)
ふるさとは遠きにありて思ふもの―そう詩人は詠ったが、卒寿を前に、著者のふるさと信州伊那谷への思いは、ますます強くなった。これまでに世に出した文章の中から、ふるさとを描いた心あたたまる16編を収録!!(※本書は2020/11/17に発売し、2022/1/7に電子化をいたしました)
18歳、アルバイトで迷い込み、週刊誌編集長10年、45歳で失職。著書は108冊、現在87歳。出版界のレジェンドがいま明かすエピソードの数々!!(※本書は2018/6/14に発売し、2022/1/7に電子化をいたしました)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。ニューヨーク・タイムズ ベストセラー!ガーディアン、タイム、イブニング・スタンダード、テレグラフ、ザ・サンなどなどが大推薦!◆日本版特別寄稿 安田菜津紀(NPO法人Dialogue for People副代表/フォトジャーナリスト)「アンチレイシストとは、レイシズムに反対する人のこと。アンチレイシズムとは、レイシズムに積極的に反対すること。不公正な法律や政策(ポリシー)、人種差別(レイシスト)的な態度や考え方に抵抗する立場を明らかにすること。これまで何百年にも渡って私たちを分断し、抑圧してきた人種化された社会から自由になるための方法。」──本文よりなぜ人種差別はあるの? なくすためにはどうしたらいい?よりよい未来を築くために、今あなたができること──目次抜粋●自分のアイデンティティを理解し、育もう人種とは? 民族とは?、個人的/制度的なレイシズムとは?、アイデンティティ・リストを作ろう●世界を理解しよう偏見は個人的なもの、私たちが抱える歴史、私たち自身が歴史になる、マイクロアグレッションを書き出そう●行動を起こし、レイシズムに対処しようレイシズムを崩壊させよう、話に割り込もう、連帯しよう、コールイン/コールアウト、警官に取り押さえられた黒人男性を見かけたらどうする?●連帯してレイシズムに対抗しよう自分の特権を使おう、アライシップ、自分を愛そう*巻末にわかりやすい用語解説付き!「レイシズムを止める方法についての明確なガイドブック」── TODAY.com「積極的にアンチレイシストになるための必要な手段を提示する本」──「TIME」
防衛省「背広組」トップ、防衛事務次官。2015年から17年まで事務次官を務め南スーダンPKO日報問題で辞任した著者が「失敗だらけの役人人生」を振り返る。自衛隊のイラク派遣、防衛庁の省移行、安全保障法制などの知られざる舞台裏を語る。
TikTokフォロワー 驚異の400万人超!! (2021年12月時点)いま大注目のクリエイターTakuma初エッセイが誕生!雑音(ノイズ)なんて、フルシカト。超人気モデル&インフルエンサーTakumaが語る「自分の欠点を’武器’に変える生き方」とは?インフルエンサー、ファッションモデル、ブランド経営。さまざまなフィールドで活躍し、若者から絶大な支持を集めるTakumaの「生い立ち」「恋愛観」「夢」「人生哲学」までが詰まった一冊!モデルとしては不向きと見られやすい170cm台前半の身長や、一重まぶた。持って生まれた自分へのコンプレックスを、どう強みに昇華し美しく身にまとうか――。Takumaの魅力が詰まった撮り下ろしカラーグラビアも満載!
明治40年夏、与謝野鉄幹が北原白秋、木下杢太郎、平野萬里、吉井勇の若き四詩人を連れて九州を旅した。「五人づれ」という連名で「東京二六新聞」に連載された紀行文『五足の靴』には、その後活躍する詩人たちの才能の萌芽を見ることができる。2018年に世界遺産に指定された長崎、天草の地も踏んでいた彼らの足跡を、森まゆみが10年以上かけて歩き、追体験した詩情と旅情あふれるノンフィクションは、知られざる名著の解説書、歴史を体感できる旅へと誘う極上のガイドブックでもある。世界遺産(文化遺産)「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を巡る付録つき。
犬や馬をパートナーとする動物性愛者「ズー」。大型犬を「僕の妻だよ」と紹介する男性。七匹のねずみと「群れ」となって生活する男性。馬に恋する男性。彼らはときに動物とセックスし、深い愛情を持って生活する。過去に十年間にわたってパートナーから身体的、肉体的DVを受け続けた経験を持つ著者は、愛と性を捉えなおしたいという強い動機から、大学院で動物性愛を研究対象に選び、さらにズーたちと寝食をともにしながら、人間にとって愛とは何か、暴力とは何か考察を重ね、人間の深淵に迫る。性にタブーはあるのか? 第17回開高健ノンフィクション賞受賞作。
稀代のイノベーターである不屈の人、スティーブ・ジョブズの波瀾万丈の生涯にスポットをあて、マンガでわかりやすくスティーブのイノベーターとしての軌跡を解説。アップル創設の原点から、会社を追放され迷走するジョブズの苦悩やiMac・iPod・iPhone・iPadなどの世界的大ヒットでアップルを成功に導くなど、革新的なアイデアで世界を変えたジョブズの波乱の人生をわかりやすく紹介。
生まれつきの聴覚障害で、学校でいじめにあうなどして不登校や荒れた生活を送った著者が、その境遇に負けまいとボクシングを習い、音が聞こえないリングで闘い、プロボクサーの資格を得たという半生をつづったもの。著者にボクシングを教えたジムの会長も目が不自由な男性だった。障害を乗り越えて一人の女性がプロボクサーになっていくという感動のドキュメンタリーで、障害の問題や教育のあり方など様々なことを考えさせてくれる。
1973年。ロシア語も話せない一人の青年が、ソ連・国営放送局「モスクワ放送」へと旅立った。文化も常識も異なる「鉄のカーテン」の向こう側で、多種多様な人たちと共に過ごした’運命的な’10年間の冒険と発見の記録。
2020年9月、韓国で元慰安婦支援団体の前理事長・尹美香氏が在宅起訴された。この事件を中心に元・東亜日報編集局長を務めた著者が関係者の証言や起訴内容などを精査。報道機関が触れられない「聖域」化していた韓国最大の団体に切り込んだ話題作の邦訳。
山口組分裂・最終章、工藤會総裁の死刑判決、内閣情報調査室、太陽光発電利権、脱炭素社会の罠、入管の闇、カジノ利権、官房機密費――大手メディアがコモディティ化するなか報道されないタブーが増殖。新時代の日本の聖域をテーマに豪華執筆陣が独自取材。大手メディアが絶対に報道しない日本のシン・タブーを明らかにする――。