【ノンフィクション・ドキュメンタリー】タグの実用書
聖路加国際病院は、日本で初めて小児病棟にセラピー犬の訪問を受け入れた医療機関です。本書は、著者がそこにおよそ3年半にわたり取材した中で、出会った四人の忘れがたい子どもたちの生死を通して描いた感動のノンフィクションです。四人のうち二人は生還できましたが、二人は幼くして世を去りました。亡くなった子どもたちは、短い人生の最後の日々をどう生きたのか。また、退院した子どもたちは、小児病棟での日々から自分の人生に、どのような影響を受け今を生きているのか。入院中であっても、子どもたちが豊かな時間を過ごし、困難を乗り越えていけるように、医師や看護師、保育士、心理士、チャプレン(病院等で働く牧師)など数多くのスタッフたちで行われる取り組みについて、四人の子どもたちを通して描いた感動の記録。※本書は、2016年11月30日に配信を開始した単行本「犬が来る病院 命に向き合う子どもたちが教えてくれたこと」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
大ベストセラーとなった『サンダカン八番娼館』の著者の波瀾に満ちた自伝。顔を切られるアクシデント、朝鮮人青年との結婚と別れ、そして再婚・出産を経て女性史の道へ。どんな困難にもめげずに自立し続けた女性の半生。解説・城戸久枝。
イザベラ・バード『朝鮮紀行』の4年前に出版されながら、長らく黙殺されていた‘幻の書’が、待望の現代語訳で、120年ぶりの復刊! 村落、市街、商売、差別、喧嘩、冠婚葬祭、性風俗、日本人居留地……日本人が記録した、日清戦争前夜の朝鮮半島の姿。 本書の記述からは、風俗や社会だけでなく、日本と朝鮮、東アジアとの関係をうかがうことができる。韓国との歴史関係を知るための必読史料である。
薩摩藩の下級武士の家に生まれた西郷隆盛。幼いころから、強く大きな体を持ち、年下や弱いものを助ける心優しい少年でした。そんな隆盛は役人として、迷いながらも成長し、薩摩藩にとってなくてはならない存在となります。やがて藩の中だけでなく、激動の新時代をむかえる混乱期の日本で、大活躍します。思いやりとまっすぐな心をもって、新時代の扉をひらいたヒーロー、西郷隆盛の物語。2018年、大河ドラマの主人公の物語。
内容紹介認知革命、農業革命、科学革命に続く新たな革命――異種族革命がはじまっている。その担い手は地球外生命体「エイリアン」。革命を成就するために彼らが選んだのは「侵略」でもなければ、「共存」でもない。エイリアンの《第三の選択》は、地球人類との「融合」だった。なぜ、エイリアンは人類をアブダクトし続けたのか?アブダクションされた人類は何をされるのか?なぜ、アブダクションの記憶は消されるのか?エイリアン・アブダクションの真の目的は何か?すべての謎の答えが、「融合」という言葉に集約されているのだ。はたして、その「融合」によって、いったい何が起こるのか?UFO論争を学術的にとらえ、アカデミズムに衝撃を与えた歴史学者にして、エイリアン・アブダクション研究の権威である本作の著者デイビッド・M・ジェイコブス。彼が導き出した答えは、全人類を震撼させるものあることはまちがいない。――この地球に新たな霊長類が誕生し、ホモ・サピエンスは絶滅する。著者について■著者プロフィールデイビッド・M・ジェイコブス1942年8月10日生まれ。UFOの歴史学研究で博士号を獲得した歴史学者。代表作『全米UFO論争史―大衆、UFO団体、メディア、科学者、軍人、政治家を巻き込んだ論争の軌跡』(ブイツーソリューション )では、UFO論争を学術的にとらえ、アカデミズムに衝撃を与えた。歴史学準教授として大学で教鞭をとるかたわら、125人以上のエイリアンによる誘拐体験者と長期に及ぶ催眠セッションを行い、その科学的類型学を開発。エイリアン・アブダクション研究の権威として、その名を世界に轟かせた。■訳者プロフィール並木伸一郎1947年、東京都生まれ。早稲田大学卒業。電電公社(現NTT)勤務ののち、UFO、UMAを含む超常現象・怪奇現象の研究に専念。国内外の研究家とも交流が深く、米国MUFON日本代表、国際フォーティアン協会日本通信員、日本宇宙現象研究会会長などを兼任する。『UFO入門』(大陸書房)、『プロジェクト・ルシファー』(徳間書店)、『未確認飛行物体UFO大全』『神々の遺産オーパーツ大全』『未確認動物UMA大全』『NASA秘録』(学研プラス)など、多数の著作・監修作を発表するかたわら、雑誌・テレビなど幅広く活動。近作に『眠れないほどおもしろい「日本の仏さま」: 同じようで、一体どこが違うのか?』 (三笠書房)、『決定版 未確認動物UMA生態図鑑』(学研プラス)などがある。
ナチズム喧伝に利用されたベルリン五輪、日本を含む西側諸国がボイコットしたモスクワ五輪など、時代ごとの国際情勢を映してきたオリンピックの歴史を追い、今の課題を洗い出す。五輪代表経験を持つ元プロサッカー選手にして米国気鋭の政治学者による渾身の作。
在日20年の英国人記者は被災地で何を見たのか? 震災直後から東北に通い続けた著者は、大川小学校事件の遺族たちと運命的な邂逅を果たす。取材はいつしか相次ぐ「幽霊」の目撃情報と重なり合い――。『黒い迷宮』の著者が悲しくも不思議な津波の余波に迫る。
ニューヨークで暮らす著者のパートナーは、体重70キロの大型犬ジゼル。女の子同士、誰よりも強い絆で結ばれていた。だがある日、ジゼルが不治の病に冒されていると知る。悔いのない最後のために何ができるか。人と犬の思いやりが教えてくれる本当に大切なこと。
白人男性による黒人少年射殺は殺人か、正当防衛か? 男児3人は悪魔崇拝者に殺されたのか? オバマ前大統領が声明を出すほどに全米を揺るがした大事件や、悪魔崇拝者の残酷な殺人と思われた事件。その真実を、全米トップ検死医が法医学的に鮮やかに解き明かす。45年間、9,000件以上の解剖経験から語る、知られざる検死と解剖の世界とは――。アメリカ探偵作家クラブ賞候補の、ページをめくる手がとまらない、傑作ノンフィクション!
キノコ雲がもくもくと空に立ち上っていた。束の間の雨のせいか、時折、虹色に光って見えた。元海兵の著者が綴る、過去の戦争の凄惨さ。そして猛スピードで進む技術革新に、もはや人間は機械に乗っ取られてしまう、そんな未来。決して遠い未来じゃない。「その時」が来たときに、我々はどうすべきか。今、世界で一番不安定な国で生きる、誰でもない「あなた」に贈る。これからを生きる至高の指南本。
あの落選が、すべての闘いの始まりだった。当選するはずのない人間が当選し、なんの罪もない人間が当選することができなかった。とある落選市議が、「こんな不条理が許されてたまるか!」と起こした裁判のすべての記録がここにある。裁判は真実を追究する場ではないのか。なぜ、正しい結果を示してはくれなかったのか。日本の裁判制度に警鐘を鳴らす、衝撃のノンフィクション。
森本稀哲、岩本勉、土橋勝征、横田真一、佐藤信人。大事な場面で手が動かなくなる原因不明の病、イップスと闘ったアスリートたちが、地獄の日々から抜け出すための克服法を明かす。
フランス大統領の仕事場であり生活の場でもあるエリゼ宮。歴代の住人には、ルイ15世の愛人ポンパドール夫人や皇帝ナポレオンも名を連ね、大統領府となる以前からフランスの権力争いの中心だったことがうかがえる。愛人を連れての入居、暗殺、白血病で死の数日前まで閣議…など歴代大統領の逸話も劇的だ。フランスの歴史がよくわかり、同時にフランス人の生態をも浮き彫りにしてくれる、元産経新聞パリ支局長の手になる稀有な1冊。
「息子がどのような最期を遂げたのか、教えてくれる人はいませんでした」――日本が初めて本格的に参加したPKO(国連平和維持活動)の地・カンボジアで一人の隊員が亡くなった。だが、その死の真相は23年間封印され、遺族にも知らされていなかった。文化庁芸術祭賞優秀賞など数々の賞を受賞したNHKスペシャル待望の書籍化。隊員たちの日記と、50時間ものビデオ映像が明らかにした「国連平和維持活動の真実」。
ネコ好き必見!ある日、5週間家出していた飼い猫のティビィがふらりと戻ってきた。一体どこに行っていたの? 飼い主は、ティビィの首輪にGPS発信機を装着。猫の謎に満ちた足取りをたどる、追跡作戦を開始した! GPSの足跡からわかった、意外な結末とは……!?かわいいイラストと、猫好きなら誰もが「あるある」とうなずくたっぷりのユーモア、そしていつか訪れる悲しい別れ。猫と飼い主の物語。
親を送った人、これから送る人、皆に届けたい半年間の物語。79才と84才の両親を相次いで亡くした著者が描く、看取りの苦しさ、悲しみ、そして本当の意味で親を送るまで――。取材困難な場所に踏み込み話題になった『さいごの色街 飛田』『葬送の仕事師たち』の著者が書き綴った、セルフ・ドキュメント。愛する人を失った人の胸に響く、《いい年の大人の、親との別れ》。『佐賀のがばいばあちゃん』シリーズ・島田洋七さん推薦! 「別れたくなくても、その日は絶対来る」。
「会社は社会のためにある」と公言し、米国ニューイングランド地方で最も尊敬されたスーパーマーケットのCEOが解任された! 会社崩壊の危機に、レジ係から管理職、取引先、顧客まで、愛すべき会社を取り戻そうと200万人が立ち上がった! 小さな声が集まって大きなうねりをつくり、社会を動かした奇跡の実話。
俺は待ってたんだ。『ストレイト・アウタ・コンプトン』のときからずっと。憧れのドレーから「準備はいいか?」って声をかけられるのを。初めて俺のミュージックビデオが流れたとき、俺は刑務所の中でオマワリたちにボコボコにされていた。-トゥパック・シャクール伝記映画『オール・アイズ・オン・ミー』副読本の決定版! 2パックの発言集!!テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、スタジオのセット、塀の中から…伝説のラッパーが生前に発信したインタビュー、コメントの中からホンモノの言葉を厳選!序文はあの元『BLAST』名物ライターにして、ブルックリン在住のDJ/音楽プロデューサーの沼田充司氏! 2パック本人と実際に親交のあった沼田氏だからこそ明かせる秘蔵のエピソードを公開!!◎全頁オールカラー!2パックの写真満載! ラップ・ゴッドをリスペクトした美しいビジュアル!!◎テーマごとに分けた発言!!ME AGAINST THE WORLD〈全世界vs俺〉CREATE NEW GENERATION 〈若者代表〉THUG LIFE〈サグ・ライフ〉BEEF〈東西抗争〉 RICH AND POOR 〈金〉LOVE〈女〉FATE〈運命〉...◎コンプリート年表付き!!!MCニューヨークとして「初ステージを踏んだ日」、ビギー・スモールズとフリースタイルをかました「あの日、あの場所」、「マドンナと出会った瞬間」までもが鮮明によみがえる!!◎キーワードで徹底解説!!!!ブラックパンサー党、母親アフェニ・シャクールと5人の父親たち、127丁目劇団、ボルティモア芸術学校、クワッド・スタジオ襲撃事件、クリントン刑務所、タイソン対セルドン戦、トランプ、マリリン・モンロー、ヴァン・ゴッホ、ジェームズ・ディーン...パックが語っていた意外な人物まで!編者/N. U. D. E.(ぬで)ブラックパワー研究所代表。編集者としては商業誌にて日本で最初にBボーイであることを表明する。1990年代初頭からONYX、ウータン・クラン、ジュニア・マフィアといったゲットー・セレブリティたちにヤラれ、彼らの育ったニューヨークのプロジェクトをうろつき回る。その研究過程で、黒人男性の不敵で素敵すぎるアティチュードのルーツが、モハメド・アリ、マルコムX、ヒューイ・ニュートンなど、命の危険をかえりみずに黒人の権利獲得のために戦った人々であることがわかり、伝説的アウトロー&タトゥー雑誌『BURST VOL.4』(コアマガジン/1996年5月 発行)にて「黒人自衛集団/黒豹党(BLACK PANTHER)」を企画立案。その中でブラックカルチャーをマスメディアに紹介したパイオニアたちを表敬取材。1960年代にブラックパンサー党を追いかけた写真家の金坂健二氏、ニューヨーク・ハーレム地区のブラック・コミュニティに住み、庶民の暮らしを撮影した 写真家の吉田ルイ子氏に話を聞く。編書に『モハメド・アリ語録[世界を揺るがした勇気のことば150]問題は倒れることではなく、立ち上がろうとしないことだ』(ゴマブックス/2017年6 月発行)がある。
41歳で脳梗塞で倒れたものの、懸命なリハビリの末に見事現場復帰したルポライターの鈴木大介さん。鈴木さんが高次脳障害を受容するまでの行程を描いた記事は大反響を呼びました。 そんな鈴木さんの闘病生活を支えた「お妻様」。鈴木さんと「家事力ゼロな大人の発達障害さん」だった「お妻様」が悪戦苦闘しつつ、「超動けるお妻様」になるまでの笑いあり、涙ありの日々をお届けします。
全日・馬場と新日・猪木の団体生き残りを賭けた‘場外抗争’の実態とは?ブラウン管からはうかがえない、両者の思惑と壮絶な駆け引きを、プロレス史に刻まれた数々の事件とともに追う!
猪木、馬場、長州、藤波、鶴田、前田、三沢、武藤、蝶野、橋本……時代を彩ったトップレスラーたちがリング内外で発した「名言」と、その言葉の裏に隠されていた背景や人間関係を解き明かす!
銀行が消える。世界の現実は動いている。私たちにとって「新しいお金の時代」が到来する。なぜこんな事態になったのか。デジタル技術の進化=AIの波が銀行を飲み込んだのだ。今は簡単な送金や引き出しはコンビニのATMで済んでしまう。そしてビットコインに代表される仮想通貨が、新たな決済手段として登場した。この仮想通貨が貴金属や資源、食糧などの実物資産と結合し、裏打ちされたとき、次の世界通貨体制ができてゆく!
1941年、香港――「白人優越」の世界を日本軍が変えた。「純血の白人」以外は人にあらず! 太平洋戦争は人種差別をめぐる戦いだった。当時の貴重な記録をまとめた、日本では知りえなかった真実。
20世紀を通じて中東で起きてきたことは、世界の、特に欧米諸国が行ってきたことのツケみたいなものである。そして、21世紀。アメリカの陰り、テロ、難民、宗教対立……2001年の9.11米国同時多発テロ事件を機に、そのツケがさらに巨大なものとして私たちの目の前に現れている。中東から、混乱の世界を読み解き、どう次の時代につなげていくのかを問う、かつていない現代史。
落選また落選! 供託金没収! それでもくじけずに再挑戦! 選挙の魔力に取り憑かれた泡沫候補(=無頼系独立候補)たちの「独自の戦い」を追い続けた20年間の記録。2017年 第15回 開高健ノンフィクション賞受賞作。【目次】第一章 今、日本で最も有名な「無頼系独立候補」、スマイル党総裁・マック赤坂への10年に及ぶ密着取材報告。/第二章 公職選挙法の問題、大手メディアの姿勢など、‘平等’な選挙が行なわれない理由と、それに対して著者が実践したアイデアとは。/第三章 2016年東京都知事選挙における「主要3候補以外の18候補」の戦いをレポート。
■見どころ:武士は「明治」をどう生き抜いたのか?■目次:扉はじめに目次第一章「明治」をつくり上げた勤王の志士 薩摩藩 長州藩 土佐藩 佐賀藩 京都朝廷 福井藩COLUMN 女性たちの「明治維新」1 愛加那第二章幕府への「義」を貫いたサムライ 江戸幕府 会津藩 庄内藩/仙台藩 上総請西藩 水戸藩COLUMN 女性たちの「明治維新」2 和宮第三章「士道」を追い求めた新撰組隊士 新撰組COLUMN 女性たちの「明治維新」3 山本八重第四章日清・日露戦争を勝利に導いた「軍人」 薩摩藩 桑名藩 長府藩 薩摩藩 徳山藩 伊予松山藩 薩摩藩 福岡藩/土佐藩/徳山藩COLUMN 女性たちの「明治維新」4 大山捨松第五章近代国家樹立に貢献した「官僚」 紀州藩 飫肥藩 仙台藩 南部藩おもな参考文献奥付
「ビートたけしのTVタックル」出演で注目!元山口組系組長、現NPO法人代表が語る、テレビでは絶対に言えない「あの事件」の真相。暴力団関係のニュース番組に必ず登場し、話題を集めている元暴力団組長の竹垣氏。四代目山口組組長・竹中正久のボディガード的立場など、さまざまな壮絶な体験を経て、NPO法人「五仁會」代表として元暴力団組員の社会復帰を支援する活動を行うなかで見た、2016年の「山口組分裂騒動」の真相と、暴力団組織の崩壊から見えてくる日本社会の変化とは。「これぞ本物の侠(オトコ)。わし以上の‘突破者’の声を聞け!」(宮崎学)解説:山平重樹「あんたが、ヤクザ社会を批判するのは義理が悪いで」――渡世から足を洗い、五仁會を立ち上げて活動している私をこう心配してくれる恩人もいます。しかし、私は誰から何を言われようと、決めたことは貫こうと思っています。四代目山口組・竹中正久、中野太郎、古川雅章といった親分から多くのことを学び、親分たちの教えを実践してきたつもりです。(「おわりに」より)
ツイッターフォロワー27万人突破!(2017年12月現在)若い女性から共感できる! と支持をうけるメンヘラキャバ嬢みやめこの書籍、第2弾!見返りを求めない愛なんてない、ありのままの自分を好きになってほしいなんて無理な話、「愛のあるセックス」なんて幻だから…など、ダメな恋愛やうまくいかない人生にバシッと突っ込みを入れます。
「シャーデンフロイデ」とは、他人を引きずり下ろしたときに生まれる快感のこと。成功者のちょっとした失敗をネット上で糾弾し、喜びに浸る。実はこの行動の根幹には、脳内物質「オキシトシン」が深く関わっている。オキシトシンは、母子間など、人と人との愛着を形成するために欠かせない脳内ホルモンだが、最新の研究では「妬み」感情も高めてしまうことがわかってきた。なぜ人間は一見、非生産的に思える「妬み」という感情を他人に覚え、その不幸を喜ぶのか。現代社会が抱える病理の象徴「シャーデンフロイデ」の正体を解き明かす。
新聞史上最高のコラムニストと評される深代惇郎。「天声人語」の執筆者として輝きを放つも、担当したのはわずか2年9ヵ月、46歳で早世する。その文章は、ウイットとユーモアに満ち、視野広く、思考は柔軟でありながら、硬派を貫いた。なぜ彼のような書き手が生まれたのか。多くの証言から綴る、傑作評伝!