【ノンフィクション・ドキュメンタリー】タグの実用書
革命なんて、しゃらくせえ!「昭和の妖怪」岸信介と対峙し、「聖女」樺美智子の十字架を背負い、「三代目山口組組長」田岡一雄と「最後の黒幕」田中清玄の寵愛を受け、「思想界の巨人」吉本隆明と共闘し、「不随の病院王」徳田虎雄の参謀になった全学連元委員長、47年の軌跡。ノンフィクション作家・佐野眞一が北は紋別、南は沖縄まで足を運び、1984年に物故した60年安保のカリスマの心奥を描く。「唐牛健太郎を書くことは私自身の過去を見つめ直す骨がらみの仕事だった」――著者3年ぶりの本格評伝
「おんな城主 直虎」にまつわる城がわかる。NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の主人公、井伊直虎は、戦国時代に遠江(現在の静岡県浜松市)に実在した女性。織田信長とほぼ同じ時代を生きた人物で、一族の滅亡の危機を救うべく、女ながら井伊家の当主となり、後に「徳川四天王」として活躍する井伊直政を養育した。直虎が生きたのは、桶狭間の戦い、長篠・設楽原の戦いなど歴史に残る合戦が多く繰り広げられた時代。直虎の家族・井伊家の男たちは戦乱の世を生き抜くため命がけの戦いに明け暮れた。この本では、ドラマの舞台となる城を中心に、井伊、今川、武田、徳川にゆかりのある城や砦を写真入りで詳しく紹介。井伊家の物語と城を巡る戦いの醍醐味を伝える。また、戦国時代の城の特徴や歴史に名高い合戦を、図版を使ってわかりやすく解説し、城や歴史に興味をもち始めた読者にも読みやすい内容となっている。【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
解散後のビートルズの物語!1990年ポール・マッカートニー来日に始まり、2003年のポール三度目の来日、そして『レット・イット・ビー ……ネイキッド』の発表までを語りつくす感動の一冊。この年月は、伝説として語られるビートルズというバンドが、若い世代にもリアルな存在として再度出現し、新しいファンを獲得していった時期と重なる。松村は、自ら経験した60年代と新しい形で姿を現した2000年前後をつなぎつつ、しっかりとかつゆるやかにかつての時代を活写し、新しい時代(現在そして未来)に彼らを聴くことの意味を提示する。「偶像崇拝したって、何も見えはしない。ジョンもポールもジョージもリンゴも、僕達と同じように悩みを持ったひとりの人間としてとらえなければ、なんの意味もない。」1970年に解散したバンドが、四十年以上たつのになぜこんなにも世代を越えて人の心を惹きつけるのか――その答も本書の中にある。
学生、教員、経営者、すべてが劣化!教員は見た! 学生、講師、大学経営者、全てが劣化(=Fランク化)する大学の裏側!「ヨーロッパ」を国の名前だと勘違いする学生、授業中に友人とハイタッチしまくる女子学生、うるさすぎる教室…。学生の質の低下が叫ばれて久しい。しかし、劣化しているのは学生だけではない。「プロジェクトX」のDVDを流すだけの授業をする講師、学生同士の名ばかりディスカッションでサボる教員。大学経営者は、低賃金で非常勤講師を雇い、浮いたカネで有名人を教授にしたり、有名アスリートを運動部監督に迎えたりする。2016年3月まで3つの大学で教鞭を執っていた著者が、大学が抱える問題を浮きぼりに。 さらに、よい大学の見分け方も掲載。大学のパンフレットやウェブサイトの見方まで紹介する。※「Fランク」…元々、大手予備校がつくった言葉で「ほぼ無試験で入学できるランク」を意味する(現在、この予備校では使われていない)。本書では、「Fランク化」を「劣化」の意味で使っている。
フランス人女性と結婚した著者による「女の子同士」のリアル。この本は、レズビアンのためだけの本ではありません。同性愛者の自伝でもありません。男、女、オタク、優等生……さまざまな切り口で人を区分するのが当たり前とされるこの社会との、向き合い方を見つけるための本です。10歳で女の子に初恋し、即失恋。男装したり、逆に男モテを目指したりと、12年間の葛藤の末、著者が見つけた答えとは?本書では、基礎教養としてのジェンダーの話から、「モテ」の本質、女の子同士の愛し合い方、同性結婚の現在地までと、「性」を取り巻く社会のすべてが凝縮されています。「レズビアン」というあり方を通して、「自分はどう生きるのか」を一緒に考えましょう。※本書は、『百合のリアル』(星海社新書)に、増補(約1万2000字)・修正を加えたものです。
謎だらけのイベリコ豚を追ってスペインへ!「本当にどんぐりを食べているのか?」「イベリコという町はどこにあるのか?」「安売りセール肉は本物か?」……。レストラン、スペインバルはもとより、今やコンビニ、回転寿司でもごく普通に売っているイベリコ豚。高級食材として知られているはずのものが、いまや日本全国で手に入るのはなぜか?そもそも、イベリコ豚はそんなに沢山いるのだろうか?著者はそんな素朴な疑問をいだき、取材を始めた。日本人が知らないイベリコ豚の「真実」を明らかにすべくスペインを目指した著者。幾多の困難を乗り越え、現地に辿り着いた著者を待っていたのは、驚きの連続だった。……。ローマ時代の遙か昔からスペインで幻の豚を守り育ててきた熱き男たち。そして素晴らしい生ハム作りに命を捧げる職人たちとその家族のドラマを紡ぎながら、知られざるイベリコ豚の生態、そして食肉流通事情を解き明かしていく。さらになりゆきでハム作りにも携わることになり……。多様なジャンルをテーマに、多くの傑作ノンフィクションを世に出してきた著者がスペインと日本を舞台に描く、読み応えのある食ノンフィクション。単行本時にメディア各社で大絶賛された作品がついに文庫化!
没後3年、今明らかになる視聴率男の真実。2014年1月3日、歌手でタレントのやしきたかじん氏が食道ガンで死去した。関西を中心に活動してきたローカルタレントながら、安倍晋三総理、星野仙一元楽天監督、作詞家・秋元康など各界の著名人と交遊を持ち、死後は追悼番組や評伝も多く執筆された。だが、『東京』をはじめ、たかじん氏の楽曲を多く手がけた作詞家・及川眠子氏が「小心者で、優しくて、気の弱いおじさん。あの人は、やしきたかじんを演じていたと思う」と評したように、その実像は知られていない。なぜ東京進出に失敗し、その後、東京の番組出演を頑なに避け、さらには東京への番組配信すら禁じたのか。なぜ全身全霊を捧げた歌手活動を突如封印したのか。晩年、なぜ政治に接近し、橋下徹前大阪市長ら政治家を生む原動力となっていったのか――。 取材を進めるうちに見えてきたのは、一見、剛胆にみえるたかじんのあまりに一本気で繊細すぎる一面だった。本書は内なる葛藤を抱えながら、自らに求められた役割を「演じ続ける」たかじんの‘心奥’を、たしかな取材で描いていく。大反響を呼んだ単行本に、大幅加筆を加えた決定版評伝――。
「夢をかなえるゾウ」「スパルタ婚活塾」などの著者・水野敬也は、醜形恐怖という外見への執着に悩まされていた経験から、見た目に傷やアザなどの症状を持つ方たちにインタビューし、問題をどのように克服していったかを学びました。本書に登場する9人に起きた出来事と、問題を乗り越えて幸せをつかんでいく過程は、感動的な「物語」でもあります。仕事や恋愛、人間関係などの問題を解決する多くのヒントが得られる本です。
「大旗は白河の堰を越えない」「雪国の高校は甲子園で勝てない」。高校野球界における暗黙の常識を、派手に打ち破った1人の監督がいた。2004?06年、駒大苫小牧を連覇へ導き、三連覇に王手を掛けた男、香田誉士史(よしふみ)。35歳の若さだった。降雨ノーゲームから、再試合で屈辱の敗戦を喫した03年。北海道勢初の全国制覇を果たした04年。驚異の夏連覇、05年。そして、田中将大と斎藤佑樹の投げ合いが異例の決勝再試合となった06年……。香田がいる甲子園には、常にドラマがあった。だが、甲子園における駒大苫小牧の活躍は、香田に苦難の日々の始まりを告げた。優勝後の大フィーバーが、香田の心を少しずつ蝕む。そして夏連覇を果たした直後の暴力、飲酒事件という悪夢……。三連覇が幻となった翌年、香田はチームを追われた。高校野球史上最も有名な監督は、満身創痍のまま表舞台から姿を消した。球史に残る監督、栄光と挫折の舞台裏を長期に亘る丹念な取材で解き明かしたノンフィクション。
幕末の動乱から一代にして「三菱」を創った風雲児・岩崎彌太郎。だが、彼が創ったのは「三菱」であって「三菱財閥」ではない。兄の死後、その盛名を毀すことなく、新たに「三菱財閥」を創り上げた岩崎弥之助の生涯を描く歴史経済小説。
病気により命の危機をむかえた子どもたち、その子を見守る親、そしてその家族をさまざまに支える医療従事者――それぞれが大きな自然の流れの中、あるいは社会の流れの中で静かに命の炎を燃やしている時、<闘病>という積極的な表現とはまた異なる、穏やかな<たたかうきみのうた>が聞こえてくるように感じることがあります。 「はじめに」より
エジプト考古学者として、エジプト人女性との結婚(離婚)を通じて、アラブ社会とともに歩んだ吉村先生が見聞きしてきたアラブ人の本質を描いた一冊。‘契約結婚’が当たり前のアラブ式の結婚観、アラブの家庭、アラブの女性たちの考え方など深く入り込んだからこそわかる、彼らの行動様式から吉村式のつきあい方を教えます。今こそ知りたい、日本人とアラブ人、何が違って何が同じ?吉村先生の目を通して見えてきた、イスラム教社会の本当のところ。アラブ式あいさつでは、お天気の話はダメって知ってた?まずは目の前にいる相手を尊重することがアラブ社会では大事とされていること。「なぜ?」がわかれば、もっとわかりあえます。アラブ入門に最適な一冊です。
日本の経済はこうして動かされてきた。政界や一般企業に食い込み、地下経済を自在に操ってきた者たちの姿とは? ハッカー集団「アノニマス」直撃取材など最新事情にも斬りこむ「闇社会経済図鑑」!序章 闇の地殻変動 第1章 経済ヤクザの興亡第2章 表に躍り出た闇社会第3章 復興を粉砕した銃弾 第4章 ITバブルを喰うハイエナ 第5章 目に見えないマネーの恐怖※本書は、小社刊の新書『国家の闇 日本人と犯罪〈蠢動する巨悪〉』『人間の闇 日本人と犯罪〈猟奇殺人事件〉』『マネーの闇 巨悪が操る利権とアングラマネーの行方』からそれぞれ抜粋し、大幅に加筆修正した文庫が底本です。
2011年3月11日、一人の新聞記者が死んだ。福島民友新聞記者、熊田由貴生、享年24。福島県南相馬市で津波の最前線で取材をしていた熊田記者は、自分の命と引きかえに地元の人間の命を救った。その死は、仲間に衝撃を与えた。それは、ほかの記者たちも同じように津波を撮るべく海に向かい、そして、生命の危機に陥っていたからである。なかには目の前で津波に呑まれる人を救うことができなかった記者もいた。熊田記者の「死」は、生き残った記者たちに哀しみと傷痕を残した。取材の最前線でなぜ記者は、死んだのか。そして、その死は、なぜ仲間たちに負い目とトラウマを残したのか。非常用発電機のトラブルで新聞が発行できない崖っ淵に立たされ、さらには放射能汚染で支局も販売店も避難を余儀なくされた福島民友新聞を舞台に繰り広げられた新聞人たちの壮絶な闘い。「命」とは何か、「新聞」とは何か、を問う魂が震えるノンフィクション――。
青木真也はなぜ物議を醸し出し、嫌われるのか。ジェーンスー、はあちゅう、イケダハヤトとの対談から担当編集者の裏話、大晦日の青木真也の独白までを収録。これさえ読めば「空気を読まない生き方」が手に入る!
老いることは悲しむべきことではない。老後には自由が満ちている。会社からも、家族からも、時間からも自由、世評からの自由もあれば、他人の目からの自由もある。自分を偽らずに、好きなことをするために、ボランティアに、発展途上国に、小さな会社に身を投ずる人々。著者自ら足を運び取材した、‘熱情いまだ冷めやらぬ男たち’の雄姿。
「抵当を半分ほどに圧縮してくれれば1億円の謝礼を出すという。借入先の金融屋はヤクザであると察しがついていた。俺は引き受けることにした……」(「はじめに」より)服役中の山口組系組長から著者のもとに届いた便箋1700余枚の書簡には、戦後の動乱期から今日にいたるまでの生々しい生き様とともに、「シノギ」の手口の数々が克明に綴られていた。わずかな時間で驚くべき巨額の金が舞う、その表裏に蠢く実態を白日の下に晒す!
佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)推薦!「国際政治の舞台裏を解剖した傑作だ! 」プーチン、習近平はじめ、世界のVIPを震え上がらせた「パナマ文書」、アフガン戦争&イラク戦争の機密文書を公開! 告発サイト「ウィキリークス」の主宰者、サイバースペースの叛逆児アサンジ、CIAの国家機密を内部告発したスノーデン、詐欺師の父を持ち、スパイからベストセラー作家に転身したジョン・ル・カレ、銀座を愛し、ニッポンの女性を愛した、20世紀最高のスパイ・ゾルゲ、、、古今東西、稀代のスパイはみな、人間味あふれる個性的なキャラクターばかり。そんな彼らは、いったいどうやって世界を揺るがす超弩級の情報をどうやって手に入れたのか?「最後の勝負は、いかに相手の懐深く飛び込み、信頼を勝ち取れるかにかかっている。人間力を駆使して盛りかえる情報だけが、ダイヤモンドのような輝きを放つ」(本文より)情報の主戦場がサイバースペースに移りつつある今こそ、検索で見つけた無味乾燥な情報ではなく、自らの足で、時間をかけて集めたインテリジェンスが何ものにも代えがたい、唯一無二な価値を持つ。人間味あふれるスパイたちが繰り広げるドラマチックなストーリーは、同時に、今の時代を生き抜くために欠かせない、インテリジェンスセンスを磨く最高のテキストなのだ。巻末には手嶋龍一さんが自らセレクトした、「夜も眠れないおすすめスパイ小説」ベスト10付。
ラグビーワールドカップ2019、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会、関西ワールドマスターズゲームズ2021─3年連続で開催されるスポーツの国際イベントを控え、日本は大きく飛躍する時を迎えています。2016年10月、「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム」が開催され、スポーツと文化とビジネスを柱に、これから日本が世界と共に創り上げる有形・無形のレガシーについて話し合われました。集まったのは、様々なジャンルの世界のトップランナーたち延べ7500名。ジャンルを超えて交わされた議論の中で生まれた言葉は、未来への大きな飛躍へと導いてくれます。77の言葉をヒントに、新たな成長を共に創りませんか? All Together!
With major international sporting events scheduled for three years in a row ─ the 2019 Rugby World Cup, Olympic and Paralympic Games Tokyo 2020, and the Kansai World Masters Games 2021 ─ Japan is set to make big strides as a sports host. The World Forum on Sport and Culture was held in October 2016. Here, centering on sports, culture, and business, participants discussed the tangible and intangible legacy about to be created by Japan together with the world. Coming together at this Forum were a total of 7,500 of the world’s leading lights in various genres. The words exchanged across these genres will lead us toward great advances to the future. Taking hints from these 77 statements, let us create new growth. All Together!
養母への思慕 代表作への執着 少女への偏愛書家が狂おしいまでに求めたものは、何だったのか!?「書道界の鬼才」が赤裸々に描く、激動の半生!齢80を目前に控えた書道家の谷村玄斎は、筆一本で身代を築いたことに誇りを持っていたが、どこか虚しい思いも抱えていた。だがある日、東尋坊で出会った少女が玄斎を変える。裸身に最高の美を描きたいという欲望が芽生えたのだ。それは、赤貧の中で己を育ててくれた亡き養母への弔いの意味も持っていた……。
*本文「幸せになる秘訣」より抜粋*自己憐憫におちいって身動きがとれなくなったことが、どれほどあっただろう。陽気でいるよりも、みじめでいるほうがずっとかんたんだ。ポジティブでいるよりも落ちこんでいるほうがずっと楽だ。人生が厳しいときにポジティブでいるためには努力が必要だけれど、落ちこむためにはまったくなにもしなくていいのだから。ひとりが落ちこむと、まるで伝染病みたいに、まわりのみんなも落ちこんでしまう。だから自分の身を嘆きがちなぼくたちは、せめてまわりの人にやさしくしなければ。どうすれば自己憐憫を乗りこえられるだろう?より楽な生活をすればいいというわけじゃない。ぼくのおばあちゃんはものすごくたいへんな生活をしているけれど、とても陽気な人だ。ことの大部分は「期待」と関係しているのだと思う。人生になにか「貸し」があると思っていたら、いま手にしているもののありがたさはわからない。ぼくはずっと、自分をふつうの子たちと比べていた。自分を嫉妬に閉じこめ、自分だけが人生を楽しむチャンスを逃していると思っていた。ふつうの子だって完璧な人生を送っているわけじゃないということがわかっていなかった。彼らはふつうの頭脳を持っていたかもしれないけれど、たぶんぼくには、家族やファイトなど、彼らが持っていないものがあった。自分の幸運に気づけば、自分の財産のありがたみがわかる。ぼくは、コミュニケーションができることの幸運をかみしめている。これをできて当然のことだとは思わない。「この病気であることがすべて悪いわけじゃない」このことを心に刻んで、自己憐憫と戦うのがぼくの仕事だ。認めたくはないけれど、自閉症はぼくにいいことももたらしてくれた。沈黙の世界で、ものごとを深く考えることを学んだ。まわりの人たちとその感情を観察して理解することを学んだし、この病気がすべての終わりじゃないこともわかった。取り組むことができるとわかっている難題にすぎないのだ。幸せになる秘訣は、自己憐憫をやめることだ。
パリの古いアパルトマンの地下室で、厳重に隠された手紙の束が発見される。それらはすべてシモーヌという一人の女性が、愛人にあてて書いたものだった。1928年から1930年のパリで書かれた200通におよぶ手紙。2人の逢瀬について赤裸々に記された手紙は、関係の変化に従い徐々に過激さを増していき、そして……「逢瀬のたび、互いの異常性に惹かれ合う。セックスのたび、どんどん離れられなくなる」「いずれは一人になる時がくるのに、なぜこれほど尽くしてしまったのでしょう?」
脅威の感染メカニズムから、ウィルス制圧に命をかけた医療関係者たちの戦いまで――。「エボラ出血熱」のすべてを描ききった、傑作ノンフィクション。ここに緊急復刊!
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。大反響の福島第一原発20キロ圏内で助けを待ち続ける、動物たちの写真集『のこされた動物たち』の続編。東北の寒い冬、食べ物のなくなった土地で命をつなぐ犬猫。生き残った牛たちが迎えた悲しい結末。震災から一年、報道されることのない原発20キロ圏内の現実を伝える。
【 感動の実話! 不思議なブタが世界を変えていく! 】主人公はブタのお嬢さん、エスター。そして、飼い主のスティーヴとデレク。本書は、彼らの奇跡的な共同生活と、世界中の人々がエスターに魅了されていく様子をつづった、笑えて、ドキドキして、泣ける、感動的なノンフィクションです。エスターのfacebook公式サイトの動画再生回数は、なんと9000万回を超える大人気ぶり。そのシンデレラ・ストーリーは感動を呼びつづけ、ミッキー・マウスも選ばれている【世界で最も影響力がある動物100】や、 米Amazonのカテゴリー別【 2016暫定ベスト・ブック 】にも選出されるなど、 いま、世界中で「エスター旋風」が起こっています!
古今東西の大音楽家たちの生涯、作品を検証する人物評伝。彼らがどんな生を送り、いかにして作品を創造したかに迫る。バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンから、シェーンベルク、カラヤン、ジョン・ケージ、小澤征爾、中村紘子まで。音に関する美的感覚を広げる「息づかいの聴こえるクラシック音楽史」。
「ここまでやるのか!」日本の農業――その輝かしい可能性! 誰もが驚く、信じられぬほどの大きさと甘さを持った奇跡のイチゴは、どのようにして生まれたのか?その裏には、50を過ぎてから独自のイチゴ作りに挑戦した男の不断の努力と創意工夫、ブランドを守り育てる強固な意志があった。彼だけがなぜ、成功したのか?その鍵の一つは農協との訣別。巨大な組織に頼らず、独自で道を拓いたからこそ勝ち取れた勝利であった。今や世界中の富裕層が食べたがる日本の高級果物。その多くは、県や地域が農協と組んで成功させたブランド果実なのだ。本書は、それを打ち破った、たった一人の挑戦の記録である。
長く愛され、売れ続ける商品を生み出す発想とは?人気ブランド『THE』を立ち上げた著者たちが見つけた、ものづくりの方法。世の中にモノが溢れる現代において、私たちは本当に自分が欲しいと思えるものに出会うことができているだろうか? 大量生産・大量消費の時代は過ぎ、いま消費者からも生産者からも求められているのは、長く愛せる飽きのこないもの、すなわち「定番」だ。では、そうした定番商品を新たにつくりだすために必要なデザインや経営とは、どのようなものか。クリエイティブディレクターの水野学を中心に立ち上げられたブランド「THE」は、まさに定番づくりのための製品開発を行なってきた。現場で見えてきたその方法論を大公開!
山口組の調査能力は、警察のそれをもしのぐといわれる。すぐさま確度の高い情報が続々と集まってきた。配下の組員が暗殺チームにくわわっていた組織のトップが、山口組の報復を恐れて情報を提供したからである。集まってきた情報は、中野会の犯行を示唆するものばかりであった。山口組最高幹部らの供述などから明らかになる事件の詳細。各地で起こる中野会への襲撃事件、ヒットマン中保喜代春の逃亡劇。血も凍る惨劇の結末とは!?