★ おうちに迎える準備から、水槽の手入れやそれぞれの習性、健康チェックまで。 ★ 学校での飼育にも役立つポイントが満載! ★ いきものを飼う楽しさと大切さがこの1冊でよくわかる。 ★ フリガナ付きだから小学生にも読みやすい! ★ 豊富な写真とイラストによるわかりやすい解説!◆◇◆ 本書について ◆◇◆金魚やメダカを飼うということあなたはどうして金魚やメダカを飼ってみたいと思ったのでしょうか。かわいいから? いきものを飼ってみたいから?友だちが飼っているから?飼い始めるきっかけは、たまたま店先で見かけて一目ぼれといった衝動的なものでも構いません。思い立ったらいつでも簡単に飼育をスタートできるのが金魚やメダカの魅力だからです。もちろん、きっかけはお気軽だったとしても、いきものの命を預かるのですから責任がともないます。それほど大変ではないとはいえ、毎日世話をする必要がありますし、途中で「もうやめた!」というわけにもいきません。それでも気持ちをこめて世話をすれば、元気でかわいらしい姿を見せてくれますから、どんどん愛情がわくことでしょう。もっと健康的に大きく育ってほしいと願い、家族の一員のような存在になってきます。いきものを飼う体験は、知らず知らずのうちに、命をいつくしむ豊かな心や責任感をはぐくむ格好の機会になるはずです。「飼ってみたい!」と思ったら、まずは難しいことを考えずに飼育を始めてみましょう。金魚やメダカとのふれあいは、きっとあなたの生活をもっと楽しく豊かなものにしてくれるに違いありません。大人の方へ子どもたちは、いきものとふれあうことを好みます。小さないきものをかわいがりたいという気持ちは、人間に備わった本能なのかもしれません。そして、いきものとのふれあいを通して、自然への関心を高めたり、命の大切さや不思議さを体感的に学び取ったりしていきます。どうすれば元気に育ってくれるかと自分なりに試行錯誤する経験を通し、これからの時代にますます大切になるとされる主体性や問題解決力も育っていくでしょう。いきものの飼育には、たくさんの学びがつまっているのです。その点、金魚やメダカの基本的な世話は子どもだけでもできますから、ペット飼育の入門にはぴったりといえるでしょう。本書は、基本的に子どもが自分で読み進めて飼育法を理解できるような内容としていますが、なかには、水槽のセッティングや水換え、掃除など、大人の手が必要な作業も含まれます。あくまでも子どもの主体性を尊重しつつ、横から手を差し伸べる気持ちでサポートしてあげてください。金魚やメダカの飼育を通して、子どもたちやその周囲の方々の笑顔が増えることを願ってやみません。