内容紹介2017年夏の甲子園ベスト8。2019年センバツベスト4。次は「日本一」を公言する若き指揮官は、明豊高校をいかにして九州屈指の強豪に育て上げたのか?敗戦に学び、‘今’を変え続ける!大敗から食トレ、筋トレを導入し、打撃練習も見直して強力打線を形成。各年代や選手の個性に合わせて、流動的に指導法や戦術も変化させる。柔軟性と臨機応変さで「日本一」を目指す、変幻自在の指導論!著者は、以下のように述べています。僕個人は‘指導者としての若さ’を活かし、ひとつのものに固執することをしない「柔軟かつ流動的」な指導を心掛け、各年代や生徒の個性に合わせた指導への試行錯誤を続けている。もちろん僕自身も指導者として現状に満足しているつもりはさらさらない。だからこそ、世の中が新元号下で新しい時代に踏み出そうとしている今、10年間で辿った自分の足跡を書き残すことが「日本一」という高みを目指す上での糧になると考えたのだ――本文より著者について川崎絢平(かわさき・じゅんぺい)1982年、和歌山県生まれ。智辯和歌山時代は3年連続で夏の甲子園に出場し、1年夏(97年)には全国制覇を経験。3年夏(99年)はベスト4。その後は立命館大学に進み好守の遊撃手として活躍。卒業後は和歌山箕島球友会でも全日本クラブ選手権優勝などの実績を残す。2012年秋より明豊高校の監督に就任し、15年夏に甲子園出場。17年夏の甲子園ではベスト8、19年センバツではベスト4進出を果たした。