特集:やきもの技法事典今号の特集は、成形から装飾、焼成まで43の基本技法を掲載した「やきもの技法事典」です。轆轤や手びねりなどの成形方法から始まり、練込やしのぎといった成形時の装飾、粉引や飛びカンナ、象嵌など生素地へのさまざまな装飾、絵付けや釉薬装飾、薪窯による窯変などまで盛りだくさんの内容です。作陶はもちろん、器を買う人、もっと知りたい人にも役に立つ1冊です!■CONTENTS特集:やきもの技法事典成形から装飾、焼成まで4 3 の基本技法を掲載1 成形方法轆轤成形/手びねり成形/タタラ成形/鋳込成形2 成形時の装飾縄文/練込/透かし彫り/蛍手/しのぎ(鎬)/面取/彫り/レリーフ3 生素地への化粧装飾刷毛目/粉引/蚊帳目・布目/掻き落とし/飛びカンナ/三島手/イッチン描き/スリップウェア4 生素地への装飾彩泥(泥彩)/色化粧/象嵌5 素焼き素地への絵付け鉄絵/染付/和紙(布)染/彩磁/釉裏紅6 素焼き素地への釉薬装飾重ね掛け/掛け分け/ロー抜き(ゴム抜き)/釉彩7 薪窯による窯変備前焼の景色/備前の登り窯の構造と焚き方/焼締陶の景色8 本焼き素地への絵付け釉上彩(イングレーズ)/上絵(和絵の具・色絵)/上絵(洋絵の具)/金銀彩9 伝統様式の釉薬自然釉/灰釉/青磁釉/黄瀬戸釉/志野釉/織部釉/白萩釉/白マット釉コラム●陶器と磁器の見分け方●彩泥(泥彩)と色化粧の違い●釉裏紅と辰砂の違い●酸化焼成と還元焼成と炭化焼成●日本のやきものと薪窯の変遷●「釉彩」と「釉上彩」と「上絵付け」の違い●釉薬に関する素朴な疑問連載●陶芸最前線27 /外舘和子●手びねり陶芸 基本の’き‘!/森悠紀子●美しい磁器をつくる/奥絢子