※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ いきいきとした作品づくりに、差がつくポイントを紹介! ★ 『 構図 』* モチーフの見せ方* 効果的な余白 ★ 『 彩色 』* 色づかいを極める* 様々な技法を楽しむ ★ 『 ヒント 』* 画材の選び方* 四季の作品アイデア* 言葉・落款の入れ方 ほか ◆◇◆ 著者からのコメント ◆◇◆絵てがみは、大切な誰かの心に届いて、はじめて本来の意味をなすものです。展覧会に出品する作品の向こう側には、不特定多数の方がいますが、絵てがみは、たったひとりのためのものです。相手の顔を思い浮かべ、その人が、絵てがみを手にしたときの笑顔を思うと、自分の顔まで緩んでしまい、筆を持つ手も軽やかになりますね。絵てがみといえば、墨、顔彩、画仙紙、そして味わい深い絵と文字を思い浮かべる人が多いと思いますが、そのイメージを一度払拭し、もっと自由に、多くの画材や技法を日々の気分やTPOに合わせて洋服を着替えるように使い分けてみませんか?そうすれば、自分の好みに偏らず、相手を想う気持ちを伝えることができます。ですが、それぞれの持ち味、効果を知らなければ、せっかくの気持ちも伝えきれないなんてことになってしまいます。ぜひ、この本で紹介している画材本来の特性や、扱い方、効果的な配色や技法を利用して、いつもの絵てがみを彩ってください。渋谷 綾乃 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆☆ 第壱章 持ち味を引き出す! 「画材」選びのコツ* コツ01にじみ・発色は選んだ「紙」で差が出る!* コツ02いつもの顔彩にプラスαで画面が変わる!…など全7項目* ブレイクタイム1絵てがみ質問箱☆ 第弐章 きれいに見せる! 「構図」の取り方のコツ* コツ08縦にするか横にするかは自然の形のままにする!* コツ09見る角度を変えるだけでいきいきとした表情に!…など全8項目* ブレイクタイム2絵てがみ質問箱☆ 第参章 色使いを極める! 「彩色」の基本技法* コツ16 色相環を覚える1「補色」の組み合わせで鮮やかな印象に!* コツ17 色相環を覚える2「類似色」の組み合わせでしっとりと!* コツ39技ありで驚きひらめきいっぱいの「指絵」* コツ40「野菜スタンプ」で抽象的な模様を絵柄にする!…など全25項目* ブレイクタイム3絵てがみ質問箱☆ 第四章 季節を彩る!「彩色」の応用技法* コツ41「年賀状」は伝統技法の版画で作る!* コツ42「クリスマスカード」はモダンに見せるのがポイント!…など全7項目* ブレイクタイム4絵てがみ質問箱☆ 第五章 心が伝わる!「言葉」「落款」の入れ方のコツ* コツ48「言葉」に悩んだら、気持ちに合う童謡や俳句を入れる!* コツ49「文字」そのものを「絵」として描いても面白い!…など全8項目* ブレイクタイム5「季節の言葉」ヒント集※ 本書は2007年発行の「もっと楽しく描きたい!絵てがみ上達のコツ55」を元に、加筆・修正を行った新版です。 ◆◇◆ 著者のプロフィール ◆◇◆渋谷 綾乃神奈川県生まれ。女子美術短期大学卒業後、中学校の美術科講師などを経て、現在、幼児から大人までを対象とした絵画造形教室、絵手紙教室、アトリエpetit princeを主宰しカルチャースクールの講師も務める。また、二紀会横浜支部会員、神奈川県美術家協会会員として自らも絵画制作を行う。