日本の伝統食である「甘酒」。酒粕ではなく、「麹」で作る甘酒は発酵食品。必須アミノ酸や必須ビタミン類、食物繊維を豊富に含み、腸内の善玉菌を増やします。米のでんぷんが分解されてブドウ糖になっているためエネルギー源として吸収されやすく、江戸時代、甘酒は疲労回復のための滋養飲料として、主に夏バテ防止に冷やして愛飲されていました。甘酒が「飲む点滴」「飲む美容液」とも呼ばれている所以はここに。しかも「生甘酒」なら酵素が活性。市販の甘酒は、味の変化を防ぐために高温で熱処理が施されていますが、自分で作れば酵素がいきいきした「生」の状態で飲むことができるのです。本書では、麹と水があれば4時間で出来上がる、日本一かんたんな生甘酒づくりの方法をご紹介。スムージーなどの甘酒ドリンク、甘酒スイーツ、甘酒を使ったひんやりスープ、ドレッシング、たれ等のレシピもたくさん。夏こそおいしい甘酒で健康&美肌に!