私たちには意思があり、意思があって動いている。でも、意思じゃないものも私たちを動かしている。私たちを動かしている‘モチベーション’とは一体なにか?‘モチベーション’の正体を突き止めるべく、スタンフォード大、ハーバード大、コロンビア大、プリンストン大、ペンシルバニア大など数々の一流研究機関でおこなわれた100通りの心理・行動実験を、ビジネスマンにも応用できるよう図解でわかりやすく解説。‘モチベーション’をマスターすれば、面倒くさがりな自分も、怠惰な周囲の人たちも、頑固な顧客たちも、どうしてそうするのか? どうしてそうしないのか? 長年の謎が解け、ビジネスで抱える問題の多くが解決するだろう。目次よりChapter1 動機づけのモデルケース目標勾配 ゴールを間近に感じさせる。キャンディ効果 スモールプレゼントをする。消費ゴール 報酬を予定する。自問式セルフトーク 自分にもお伺いを立てる。マインドセット 価値観と行動を結びつける。内発的動機づけ 報酬は一つにする。小分け戦略 手数を増減させる。同調状態 動きを合わせてから、取り掛かる。課情の妥当性 噂に気をつける。証明型と習得型 当人比で評価する。親近効果 すすめたいものは右側に置く。罰金と報酬 あげるよりも、取り上げる。学習動機 向こうからやりたい気持ちにさせる。心理的リアクタンス やりたか?ることを尊重する。以下、Chapter2 人材育成のモデルケースに続く