ディープすぎるシルクロード中央アジアの旅
「バックパッカーの神様」ともいわれる旅行作家の下川裕治氏が20年来温めてきた企画、玄奘三蔵の歩いた道を辿る旅を綴った書き下ろし新作。
数千円で行けるルートをあえて使わず、数万円をかけて越えた国境。
富士山頂なみの高所で氷点下に震えたかと思えば、灼熱のパキスタン・インドで狭いベッドに2人して寝る寝台列車。
「風の谷のナウシカ」の舞台とも言われる絶景を眺め、今夜の寝床もわからぬまま突き進むタクラマカン砂漠……。
7世紀に行われた玄奘の旅路を可能な限り再現するため、普通の人なら絶対行かないルートを辿ったバックパッカーが、21世紀に決行した旅路の果てに見たものとはいったい!?
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