利休の「待庵」は二畳に土壁と炉のある、建築の極小単位だった。<br />茶室の起源から建築家による現代の茶室までを辿り、自らも茶室を手がけ、藤森流茶室論を語る。<br />最終章に磯崎新との茶室談義を収録。<br />