他がままに生かされて
「きっと、弱い自分を認められるはず」弱さを強さに変える。
毎日を必死に生きる人々にエールを。
ロックバンド・THE ORAL CIGARETTESで、作品の作詞作曲を手掛けるフロントマン、山中拓也。
彼が紡ぐ、人間の本質を表す言葉は、なぜ多くの若者を虜にするのか。
そして、いかに生み出されるのか。
生死をさまよった病、愛する人の裏切り、声を失ったポリープ手術、友人の死etc.そこには数多の挫折や失敗があり、周りにはいつも支えてくれた家族や仲間、恩人たちの存在があった。
山中拓也は、これまでもこれからも、他に生かされて我がままに生きていく。
そんな彼の半生や人生観。
過去と未来のこと。
今の時代に伝えたいことを綴ったエッセイ。
故郷・奈良の思い出の地巡り、ドイツや国内で撮影した作品写真、貴重なレコーディング風景など撮り下ろし写真も多数収録する。
2021年に30歳という節目を迎える、人間・山中拓也のすべてをさらけ出した一冊。
山中拓也の吐く言葉は、何よりも弱くて強い。
【出版社からのコメント】山中さんは多くを語りません。
ただ、発する言葉選びは丁寧で重く、心を打ちます。
初めて生のライブを見た時は、その迫力に、音に殴られるような感覚を覚えました。
ああ、この音と言葉が組み合わさり、多くの人々を虜にしているのだ、と腑に落ちました。
純粋に言葉だけを紡いでもらったら、どれだけ純度の高いものが生まれるだろう? 言葉を生業にする者として圧倒的な好奇心を抱き、出版をお願いせずにはいられませんでした。
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