マイルス・デイヴィスとジミ・ヘンドリックス 風に消えたメアリー
なぜ、ふたりの共演は「幻」に終わったのか?ジャズ・ロック史上最大の謎に挑む!ジャズの帝王マイルス・デイヴィスは、盟友ギル・エヴァンスとともに、つねに自分の音楽を前進させることだけを考えていた。
その前に忽然と姿を現した若きロックの革命児ジミ・ヘンドリックス。
ジミもまたマイルスに憧れと尊敬の念を抱きながら、異形ともいえる自分だけの音楽を求め続けていた。
この男こそ自分に必要だと確信した両者は‘共演’を前提に新たな一歩を踏み出す。
だが……。
マイルスをめぐる群像中、著者が最も書きたかった男たちの姿が、いま、初めて明らかになる!!
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