教師の悩み
「教師を支える会」代表。
現場教師の‘作戦参謀’として全国の学校の問題に取り組んできた著者が説く――‘今の教師が抱える悩み’への最新知見と解決策。
・学級の荒れ・先生同士の人間関係・保護者と教師の関係・終わらない残業や部活動など教師が置かれた環境がガラリと変わった今、教師が、学校が、ピンチです。
教師という仕事が、格段に困難な仕事になりつつあります。
私が教師を支える必要性を感じているのは、それだけ精神的に追い詰められている先生が多いからです。
本書は、長年「教師の悩み相談」を専門とするカウンセラーとして活動してきた私が、多くの先生方が抱えている問題や悩みを紹介し、同時にどう対処すればよいのか、具体的な策をお伝えしていきます。
「このまま教師を続けていてもよいのだろうか?」「子どもや保護者とうまくやっていく自信がない」「もう教師を辞めるしかない」そんなふうに、追い詰められている先生方にとってきっと役立つヒントがあるはずです。
また、本書は、教師の方にとっては、「元気が出て、やる気が出てくる本」「悩みの解決策が見つかる本」。
教師志望者の方にとっては、「ますます教師になりたくなる本」。
保護者の方、学校や教師に関心を寄せる方が読めば、「教師を応援したくなる本」「『教師のミカタ』になりたくなる本」。
──そんな本になるように構成しました。
【著者プロフィール】諸富祥彦 (もろとみ よしひこ) 筑波大学人間学類、同大学院博士課程修了。
千葉大学教育学部助教授を経て、2020年現在、明治大学文学部教授。
教育学博士。
臨床心理士、上級教育カウンセラーなどの資格を持つ。
著書に、『教師の資質』(朝日新聞出版)、『孤独の達人 自己を深める心理学』 (PHP研究所)など多数ある。
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