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自由を盗んだ少年 北朝鮮悪童日記

佐藤優 (作家・元外務省 主任分析官)推薦「どのような厳しい状況に置かれても、人間は希望を失わない。
自由の価値を教えてくれる貴重な手記。
北朝鮮の拘置所と較べれば、私が512日間勾留された東京拘置所は地上の楽園のような場所だった。
独裁国家の実態を暴いた優れた書。
北朝鮮の人々の生活と喜怒哀楽がリアルに伝わってくる。
遠い隣国について知るためのとてもよい本」脱北して北朝鮮から「生還」した少年が、北朝鮮の子どもたちの悲惨を赤裸々に書き記した衝撃の手記。
1990年代以降、それまでの食糧配給システムが崩壊した北朝鮮では、親の餓死、あるいは食糧難のために親に捨てられストリートチルドレンとなった子どもたちを「コッチェビ」と呼ぶ。
彼らは、飢えないために、生きのびるために、かっぱらい、スリ、空き巣など「反社会主義的行為」とされる犯罪行為に手を染めざえるを得ない。
著者は、4歳のときに母を亡くし、「英雄」の称号を持ち元スパイだった父の体罰、継母との確執、学校への違和感から、7歳のときからコッチェビ(ストリートチルドレン)として生きていく。
13歳のときに父が餓死し、飢餓と伝染病が蔓延する孤児院に入れられるが、彼に負わされた役割は、次々に死んでいく子どもたち埋葬することだった……。




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