日本エロ本全史
学校やTVが教えてくれない大切なことは大体エロ本から教わった。
石野卓球とうとうエロ本の歴史は終わってしまった。
僕たちの体と心を作ってくれたその素晴らしき世界に愛を込めて、1946年から2018年までの創刊号で見る日本エロ本全史。
こうして集めてきたエロ雑誌創刊号コレクションから、エポックメイキングな存在となった雑誌100冊をまとめて紹介させてもらうことになった。
それは当然、70年以上に渡る戦後エロ雑誌の歴史を追いかける旅となる。
2010年代に入って、エロ雑誌は壊滅的な状況を迎えた。
今はもうその命は風前の灯火、というよりも、もう寿命を迎えてしまったという気がする。
戦後から21世紀にかけてのエロ本の通史をまとめるという試みは、おそらくこれが初めてということになるだろう。
本書は、自分という存在を育んでくれたエロ本文化へのラブレターでもあり、追悼の辞でもあるのだ。
(「はじめに」より)・創刊号100冊をオールカラーで紹介・現在、入手困難な雑誌多数収録・対談 都築響一×安田理央「雑誌の魅力は『出会い頭の事故』だ」収録
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